1. トップ
  2. 「股間の蹴り上げ方かしら」桜井ユキ“涼子”の発言に絶賛 朝ドラ『虎に翼』

「股間の蹴り上げ方かしら」桜井ユキ“涼子”の発言に絶賛 朝ドラ『虎に翼』

  • 2024.9.19
undefined
『虎に翼』第25週(C)NHK

『虎に翼』は、2024年4月1日から放送されているNHKの連続テレビ小説です。このドラマは、日本で初めて女性として弁護士、判事、裁判所長を務めた三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリーです。

今回は、9月19日(木)放送『虎に翼』第25週「女の知恵は後へまわる?(124)」から、話題となったシーンをSNSの声とともにご紹介いたします。

第25週「女の知恵は後へまわる?(124)」のあらすじ

寅子(伊藤沙莉)の名前を知る少女は同級生の少年を突き落とした疑いで調査を受けていました。寅子は調査官の音羽(円井わん)とともに、少女の審判を行います。星家に顔を出した朋一(井上祐貴)は、航一(岡田将生)と寅子に本心を打ち明けました。一方、なかなか進まない美位子(石橋菜津美)の裁判に、轟(戸塚純貴)は時間がかかっているのは良い兆候だと美位子を励まします。(出典:NHK連続テレビ小説「虎に翼」公式ホームページ)

第25週「女の知恵は後へまわる?(124)」の視聴者が注目したシーンとは?

9月19日(木)放送『虎に翼』第25週「女の知恵は後へまわる?(124)」で話題となったのは、どんなシーンだったのか?

それは、涼子(桜井ユキ)が寅子とよね(土居志央梨)の前で発言した「股間の蹴り上げ方」というセリフです。

涼子は晴れて司法試験に合格。その報告として新潟から東京に再びやって来ました。寅子は嬉しそうに「涼子様が弁護士になる日が来るなんて」と話しかけると、涼子は「私、司法修習を受けるつもりはございませんの」と明かします。

涼子は司法試験を受けた理由を、「強いて言うなら、世の中への私なりの股間の蹴り上げ方かしら」と笑って説明するのです。股間の蹴り上げ方とは、女子部時代によねが法帝劇を邪魔した小橋(名村辰)に対して行った行為を指しており、後に微動だにできなかった涼子はよねの勇敢な行動に感銘したことを話していた。

涼子は「私をすぐにかわいそうで不幸な存在に落とし込もうとする世の中に。弁護士になれなかったんじゃない。ならなかった。この先、弁護士になるもならないも私の手の中にある。せめてそうしたかったの」と胸中を明かします。涼子は華族制度の廃止により、その立場を奪われました。自身の力で立場や道を切り開いていきたかったのです。

さらに涼子は「これからは、司法試験を目指す若者たちに法律を教える場も作りたいの。それだって立派な法に携わるお仕事じゃなくって?」と今後の自分なりの法との向き合い方を示すのです。

最も注目度が高かったのはココ!

「注目度」とは、テレビの前にいる人のうちテレビ画面に視線を向けた人の割合を表す指標です。こちらはテレビの視聴データ分析会社「REVISIO」(以下R社と表記)が関東・関西地域の家庭に人体認識技術を搭載したセンサーを設置し、24時間365日、注視データを取得して集計したもの。例えば「視聴率」の場合、テレビがついているかどうかで判断されますが、「注目度」の場合、ユーザーがテレビを注視しているかどうかで判断しているため、視聴率だけでは判断できない本当にユーザーに見られている番組が分かります!(出典:REVISIO Inc.)

undefined
出典元:REVISIO(リビジオ)調べ

9月19日(木)第25週「女の知恵は後へまわる?(124)」で、最も注目度が高かったシーン:8時05分:注目度75%

注目を集めたシーンは、美位子がよねと轟へ自身が被告となる事件の上告について尋ねるシーンでした。

「焦るだろうが辛抱してくれ」と話すよねに対し「違うんです」と焦りを感じているわけではない様子の美位子。「だってここにいたら…」と、神妙な面持ちを見せ「この場所が居心地がいいってことです」と話します。含みを持たせた描写だけに多くの視聴者が注目した結果となりました。

SNSでの声

放送後、SNSには「股間の蹴り上げ方」がトレンド入りを果たし絶賛の声が集まりました。

「股間を蹴り上げられる発芽玄米が目に浮かぶ」
「常に上品で気丈に振る舞っていた涼子様も社会に対して反骨精神があり、密かに戦う意志を持っていたんですね」
「自分は社会に振り回されているんじゃない、自分の意思は生きている」
「涼子様は綺麗で優しいに加えて、強くてカッコいい」
今朝の虎に翼は涼子さまの素敵な物言いにくすりと笑う 「わたくしなりの、股間の蹴り上げ方かしら」 元貴族として、翻弄される女子教育の壁を見せてくれるキャラとしての涼子さまのセンス その言葉選びの塩梅が絶妙

また、涼子のお祝いの会にしっかり集まっているよねにも注目が向いています。

「『お気立てに難がある』と言いいつつも実はよねさん大好きな涼子さま」

いつも“心のよねさん”と向き合っていたと打ち明ける涼子と格好悪いところ、弱いところも見せてほしいとよねと対峙する寅子に、よねが珍しく笑みを見せたシーンも話題となりました。

まとめ

今回は第25週「女の知恵は後へまわる?(124)」で話題となったシーンについてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?

明日の125回では、美雪(片岡凜)と一緒にいた和服の女性・佐江子(辻沢杏子)が寅子(伊藤沙莉)に驚きの事実を突きつけます。美雪は何者なのか、ついに明かされるのでしょうか?


NHK 連続テレビ小説『虎に翼』毎週月曜〜土曜あさ8時放送 NHKプラスで見逃し配信中

※記事は執筆時点の情報です

※注目度データの出典: REVISIO Inc.