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「1秒も無駄なシーンがない完璧なドラマを久々に観た」「素晴らしすぎ」完成度の高さに絶賛の声…!最終回直前【木曜劇場】

  • 2025.3.12

香取慎吾が主演するフジテレビ系・木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(毎週木曜よる10時)第9話が3月6日に放送された。香取が約11年ぶりにフジテレビ系連続ドラマ主演を果たすことでも話題の本作は、人生崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの最低男が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を描く、笑いあり、涙ありの完全オリジナル作品。

(C)SANKEI

再開発エリアに指定されている銭湯

大江戸区長の長谷川(堺正章)から呼び出された一平(香取慎吾)は、区役所の移転に伴う再開発計画への協力を求められる。だが再開発の予定地には、一平たちが暮らす家や商店街も含まれていた。突然の話に動揺する一平に対し、真壁(安田顕)は道路拡張と、区役所も入ることになる二棟の高層マンション建設について淡々と説明する。

さらに長谷川は、この計画に反対している地権者の説得役を一平に依頼。これまでに商店街を巻き込んだ男性同性カップルの結婚式の主催、不登校児へのサポート、こども食堂の運営など、短期間で地域住民に食い込むという結果を出した一平を見込んでのことだった。

一平がまちに愛着を持ち始めていることに気付いている真壁は、「悪い話じゃない。お前にとっても住民にとっても」と言い放つ。それに対し、一平は自分が納得できてからやりたいと返答した。真壁は、賛成派の地権者たちが集まる集会に出席するよう指示するのだった。

そんな折、一平や正助(志尊淳)たちは自宅の給湯器が壊れてしまったため、近所の歴史ある銭湯「高田湯」を訪れる。その銭湯は、ひまり(増田梨沙)の友人・美月(松岡夏輝)の祖母で、一平も幼いころからよく知っている高田あき子(市毛良枝)が営んでいた。昔から住む人々にとって集会場のような憩いの場所になっていたが、実は高田湯も再開発エリアに指定されていて…。

最低の男、最高になる

区長から再開発計画に協力するよう求められた一平。一平が幼いころからよく知る銭湯「高田湯」の店主あき子にも、再開発計画のために立ち退きを説得しなければならなくなってしまい、葛藤する姿が描かれる。再開発反対派の一団がデモを行っている現場に駆け付けた一平が、「災害に強く住みやすい街にするための開発なんだ」と説明するが町の人々の混乱は収まらない。

あき子は「銭湯を売るよう、お金をもらって息子を説得したんでしょ」と問い詰める。すると、横で聞いていた正助が、「一平はそんな人ではない」とはっきり否定したのだった。そのシーンにSNSでは「正助くんの「ズルいとこや嘘をついちゃうとこもあるけど、結局最後は、自分が損をしてでも人の為に走り回れる最高な人なんです!」と一平の事を庇ってくれたシーンに泣いちゃった」という声や「一平のこと最高な人って言ってくれて我々の気持ちを代弁してくれた」と感動の声が多数上がっている。

ドラマのはじめでは、タイトルの通り自分の利益のために人々を利用する「最低男」だった一平だが、いまでは町の人たちのために奮闘する正義感と思いやりにあふれる男に変化している。SNSでも「遅れてみてるけど、慎吾ちゃんが最低男ってどうなのかなーと思ってたら、なんだかんだいい人のようで良かった」「一平ちゃんの目力、回を追うごとに強くまっすぐ」「葛藤と決断、胸が締め付けられるドラマです。来週も目が離せない!」と、その姿に好感を抱く視聴者の声で溢れている。

選挙に出馬!

一平は、現区長らを敵に回し、区長選への立候補を決める。SNSでは「9話のラストは胸アツだった!」「一平さんのひたむきな姿、本当に痺れる…」「区長選出馬の一平さん応援します」「一平みたいな人に区長になって欲しいよ!!」「頑張れ一平! こう言う人が政治をやるべき… でもまた裏から手を回されるの」など、一平を応援する視聴者の声が飛び交った。

また、「政治をこんな生活に身近に、説教くさくなく、右だ左だ無く、分断すら描いたドラマありますかね?素晴らしすぎる」「今の社会を映し出した作品と感じます」「意外に共感できる部分あるかも。 このドラマ、めっちゃリアル」「1秒も無駄なシーンがない完璧なドラマを久々に観た」 など、作品の完成度の高さについても、絶賛するコメントも見られた。最終回に向けて、さらなる盛り上がりが期待できそうだ。



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