子どもの宿題で定番の音読。頑張って読んでいる子どもの姿はいつまで経っても可愛いと感じる方も多いようです。音読を聴き終わった時、音読カードにサインを書いた経験がある方もいるのではないでしょうか。
今回は、予備校の油絵科講師である海老澤 功 Isao Ebisawa(@ebisquez)さんが、2022年11月にX(旧Twitter)に投稿して話題になった「音読カードで凝り始めたサイン」について紹介します。
いったいどんな内容なのでしょうか?
その投稿が、こちら!
27×19cm【小学校の音読カード 其の1,其の2】
— 海老澤 功 Isao Ebisawa (@ebisquez) November 25, 2022
私の子供の小学校の宿題に親がサインを書く。子供が喜ぶと思い、日々書き始めたのが徐々に凝り始め、全部でおよそ250パターンある (2枚目の上から3つは妻のサイン) 。
毎回違うサインを書き、頭の柔軟体操になった。 pic.twitter.com/btphNypFwn
すごい!サインの種類が豊富ですね!
毎日サインを書いている時に徐々凝り始めたようで、毎回違ったサインを書き続けた結果、最終的にはおよそ250パターンにもなったそうです。毎日新しいデザインを考え続けたとなると、頭の体操になっていたのも頷けますね。
また、書き始めた理由が「子どもが喜ぶと思い」なのがほっこりしますね。「次は、どんなサインを書いてくれるんだろう」とワクワクしているお子さんの顔が想像できて、素敵な家族だと感じた方も多いようです。
「子どもが『お父さん じよえず でしょ』と先生に自慢していた」
投稿者さんに、詳しくお話を伺いました!
---サインを書いていた当時の反応はどうでしたか?
「子どもも楽しみにしていましたが、先生の反応がコメント付きでよくありましたね。先生は音読カードをコピーして保存していたらしいです」
---そんなに人気だったんですね!
「『お父さん じよえず でしょ』と先生に自慢していることが書かれているカードや、『他の子どもたちも見るのを楽しみにしてます』と先生からのコメントがあるカードもあります」
---なるほど!自慢のお父さんでお子さんも鼻が高かったんですね!特にお子さんがお気に入りだったものや、ご自身で印象に残っているものはありますか?
「子どもは特に『スイミー』と『スーホの白い馬』とかが喜んで音読もしていましたし、サインも喜んでいました」
1999 27×19cm
— 海老澤 功 Isao Ebisawa (@ebisquez) December 14, 2022
【小学校の音読カード 其の10】
●内容は見れば解ると思います。
※ここから暫くは内容と評価・サインを教科書の音読の内容と関係付けていきます。
目をつぶって発想をするのではなく、その場にある物、見えることから着想を得る。これ美術でも、発想の重要なテクニックの一つです。 pic.twitter.com/ZmLylCUiNM
---お子さんが楽しみながら宿題ができるのはいいですね!投稿者さんのなかで意識したことなどあれば教えてください。
「私としても、物語の流れにそったサインを書いていたので、楽しくサインをしました」
---物語にあわせたサインを作られていたんですね!
「後半になると音読カードの変更で枠が小さくなり、一枚にかけるサインの数が増えました。このあたりから物語の流れではなく、純粋にサインのバリエーションとして楽しめます。自分もサインしていて楽しかったですね」
---お子さんも、見るのが楽しかったでしょうね。
家族愛を感じる
お子さんだけでなく、友達や先生まで笑顔にしたサイン。学校で誇らしげにしているお子さんが目に浮かびますね。
投稿者さんが作るクオリティの高いサインとともに、家族愛を感じるほっこりする投稿でした。
取材協力:海老澤 功 Isao Ebisawa(@ebisquez)さん