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「鳥肌級の名演」「イメージひっくり返った」大河ドラマ、若手女優の“圧巻のワンシーン”が話題沸騰

  • 2025.3.14
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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』3月9日放送(C)NHK

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第10回「『青楼美人』の見る夢は」が3月9日に放送されました。
女郎屋の主人たちに頼まれ、瀬川の最後の花魁道中に合わせて女郎の錦絵を作ることになった蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)。箔をつけるため、上様に献上するアイデアを思いつき、本作りに邁進します。

蔦重は再び女郎絵本を作ることに

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』3月9日放送(C)NHK

女郎屋の主人たちから瀬川(小芝風花)の最後の花魁道中に合わせて売り出す女郎の錦絵の製作を依頼された蔦重。調査をするため市中に繰り出すと、市中の本屋を追い出した吉原が世間から良く思われていない現実を目の当たりにします。
悩む蔦重に平賀源内(安田顕)はやりたいことをやったらと助言。吹っ切れた蔦重は、箔をつけるためにも女郎絵本を上様に献上することを思いつき、本作りに邁進します。

蔦重は、完成した絵本『青楼美人合姿鏡』を瀬川に渡してくれと松葉屋半左衛門(正名僕蔵)に頼みますが、松葉屋は自分で渡すようにと断ります。「え?いいんすか?」と驚く蔦重に「えっ?何でだめなの?」ととぼける松葉屋。松葉屋の粋な計らいにSNSでは「ここ本当に良かった」「優しい」「グっときた」との声が上がります。

蔦重から直接吉原絵本を受け取った瀬川は、自身の絵を見て「わっちの絵はこの世でこれきり。嬉しいもんだね」と顔をほころばせます。蔦重が「俺は吉原を楽しいことばかりのとこにしようと思ってんだよ」と話すと「馬鹿らしうありんす」と笑い飛ばす瀬川。蔦重は「こりゃ2人で見てた夢じゃねぇの?」「お前と俺をつなぐもんはこれしかねぇからよ」「俺はその夢をずーっと見続けるよ」と優しく語りかけました。

瀬川、最後の花魁道中

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』3月9日放送(C)NHK

蔦重から絵本を受け取った瀬川は、最後の花魁道中を行います。大勢の人々が見守る中、白無垢姿で見事な外八文字を踏む瀬川にSNSでは、「見入ってしまった」「綺麗すぎる」「映画のクオリティ」と絶賛の声が続出。「小芝さんのイメージひっくり返った」「好きな女優さんが増えた」「鳥肌級の名演」と小芝さんの演技に魅了される視聴者の声があがりました。

高下駄の軌跡からフィギュアスケートのコンパルソリーを想起した視聴者も多く「まさにコンパルソリー」「高下駄の軌跡、すごく美しい」「小芝さんが元フィギュアスケーターの経験が役に立ったと言ってたのも納得」との感想も寄せられました。

道中を終え、大門の前に立つ蔦重に微笑みかけて「おさらばえ」と吉原を出て行く瀬川。
切なく美しい瀬川の道中にSNSでは「心に残る名場面」「泣きそうになった」「美しさと演技力にうっとり」「息を吞むってこのこと」との声が上がります。また瀬川の最後の台詞について「野風さんを思い出しました」「野風と瀬川二人のおさらばえ、なんて悲しく美しい言葉なんだろう」とドラマ『JIN-仁』(TBS系)の野風(中谷美紀)を思い出す視聴者も多く、「脚本家さん同じか!」「同じ森下佳子さんが脚本なんですね」との声もありました。

NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。