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最初は気づかなかった… まさかのキャラクターの“一人二役”に驚きの声「どうりで聞き覚えがあると思った」『薬屋のひとりごと』

  • 2025.1.29
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(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会

1月10日より放送がスタートした『薬屋のひとりごと 第2期』。第2期の初回にあたる第25話では、主人公・猫猫(まおまお)をはじめ、おなじみのメンバーである壬氏(じんし)や高順(がおしゅん)、玉葉妃(ぎょくようひ)が登場し、コミカルな掛け合いにクスッとなる。そんななか、2人のキャラクターを演じ分ける人気声優・種﨑敦美にSNSで驚きの声があがった。

猫猫(まおまお)と毛毛(まおまお)のコンビ誕生?

上級妃の1人である玉葉妃は、娘・鈴麗(りんりー)をとてもかわいがっていた。ある日、玉葉妃に鈴麗の散歩に付き添ってくれないかと頼まれる猫猫。

楽しそうに外を歩く鈴麗を見る周りの視線はさまざまだった。かわいさに顔がにやける者、公主だと気づき下がる者、なんとも言えない表情を浮かべる者……。まだ幼く無邪気な鈴麗だが、重大な立場の人間であることがひしひしと伝わってくるシーンだ。

周りの視線などなにも気にしていない鈴麗は、子猫を見つける。猫猫が捕えようとするとぴょんと跳びはね、逃げようとする子猫。その瞬間、不意に現れた子翠(しすい)が猫を見事にキャッチした。

子翠は第2期の放送前に公開されたPVでも登場していた新キャラクターであり、まだ謎が多い。ただ、猫猫に気さくに話しかける子翠からは、親しみやすい雰囲気を感じる。今後、2人が仲良くなる展開もありそうだ。

捕まえた子猫は、帝の指示によって猫猫が世話をすることに。子猫は「毛毛(まおまお)」と名づけられ、ジョークがきいている。猫猫が子猫を世話するのはぴったりなように見えるが、彼女はあまり猫を好きではないらしい。

一方、壬氏は子猫と猫猫の性格に共通するところが多く親近感を感じ、毛毛を抱きかかえ思いっきり吸い込んでいた。その姿を見て、少し引いている猫猫がコミカルだ。

第25話についてSNSでは「やっぱ面白いな」「相変わらず完成度の高いクオリティ」「あっというまの30分」「今期も制作陣の原作愛を感じる」との声があがった。

種﨑敦美の自然な“一人二役”に驚きの声

玉葉妃と鈴麗の親子の幸せそうな様子は、見ているだけで心が和む。実は、この2人の声を務めているのはどちらも声優の種﨑敦美なのだ。

種﨑が親子のキャラクターを一人二役している驚きの事実は、2024年3月23日に開催された「AnimeJapan2024」のREDステージにて明かされた。エンドクレジットに鈴麗の声優は記載されておらず、知る人ぞ知る小ネタのようになっている。

種﨑は他にも『SPY×FAMILY』のアーニャ役や、『葬送のフリーレン』のフリーレン役などを担当。筆者も最初は気づかなかったが、言われてみれば鈴麗のキャッキャッとはしゃぐ声や泣きじゃくる声からはアーニャの面影を感じる。

一人二役を担当する種﨑に対してSNSでは「玉葉妃と鈴麗の親子を一人で演じてる種﨑敦美さんすごすぎる」「鈴麗、アーニャか」「どうりで聞き覚えがあると思った」との声が。あまりに自然な演じ分けに、驚いた視聴者も多いようだ。

春になった後宮で、猫猫と新たなキャラクターである子翠や毛毛の出会いが描かれた第25話。声優陣の演技の実力も確かな『薬屋のひとりごと』は、第2期も引き続き楽しませてくれそうだ。

薬屋のひとりごと
ABEMAにて毎週金曜日夜24時より放送予定
番組URL:https://abema.tv/video/title/19-174
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる
【(C)日向夏・主婦の友インフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会】


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari