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「脚本、鬼かな?」「辛すぎる」衝撃のラストに視聴者、悲鳴『海に眠るダイヤモンド』

  • 2024.12.11
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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第7話より (C)TBS

神木隆之介さんが主演を務める、TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(毎週日曜よる9時)第7話「消えない火」が12月8日に放送されました。実際に端島で起こった炭鉱事故をベースにした緊迫の回にSNSでは「このドラマえげつない」「すごい脚本、すごいドラマ」と、大きな反響が広がっています。

1964年、端島で坑内火災が発生。住民が一丸となって消火活動に励みますが、一向に鎮火することができません。そんな中、炭鉱長の辰雄(沢村一樹)はある決断を下しました。

坑内火災が発生

1964年、端島。進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)の息子が1歳を迎え、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)も結婚1周年を迎えるなど、幸せムードが漂います。

そんなある日、一平(國村隼)が坑内で作業をしている最中にガス爆発が発生。一平たちは担架で運び出され、なんとか一命をとりとめました。坑内の火を完全に消し止めるべく、鉱員たちは連日石灰の散布と放水を行います。しかし坑内火災の火元を鎮火させるのは難しく、炭鉱長の辰雄(沢村一樹)は坑内の酸素をなくす密閉消火に切り替えることに。

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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第7話より (C)TBS

辰雄は島内放送を行い、消火は不可能と判断したこと、深部区域は水没放棄するためこれ以降採炭ができなくなることを述べます。島中に動揺が広がる中、辰雄は「石炭がとれなくても端島が終わっても、命には代えられない」「みなさんが生きているかぎりこの島のともしびは消えません」と語りかけました。SNSでは「涙なしには見れない」「島民になった気持ちで聞いてしまった」「決断を下した瞬間の表情は圧巻だった」と辰雄の言葉に心を動かされた視聴者の声が溢れました。

進平の運命にSNS悲鳴

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日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』第7話より (C)TBS

炭鉱の水没放棄が決まり、鉄平(神木隆之介)は坑内にたまる海水を汲み上げていたポンプを停止させます。必死に涙をこらえながら、すべてのポンプを止めた鉄平。地上に戻り、父・一平の顔を見ると「父ちゃん…」「ポ…ポンプ止めてきた」と震える声で報告しました。重い役目を負った鉄平に、SNSでは「どれだけの思いだったか…」「父の顔見て安堵の表情に泣いた」と寄り添う声が上がります。さらに「神木くんの演技がここまですごいとは知らなかった」「ずっと息できなかった」と絶賛の声も。

坑内での爆発に巻き込まれた進平は、地上に戻る途中、充満する一酸化炭素の影響で前の妻・栄子の幻覚を見ます。しかしすぐに自身の頬を叩き、正気に戻る進平。気力を振り絞り、「リナ…誠…待ってろ」「ここで三人で…幸せに…」と歩き出しましたが、数歩も進まぬうちに力尽き、倒れ込んでしまいました…。

最後は倒れた進平の元に海水が流れ込むシーンが映しだされ、SNSでは「辛すぎる…」「あまりにもひどい」「テレビに向かって思わず叫んだ」と悲鳴の嵐。「あのラストはキツすぎ」「脚本、鬼かな?」「精神が綱渡り状態」と悲惨な展開を嘆く声が続出しました。

伏線や衝撃のシーンを挟みながらも、6話までは比較的ゆったりと物語が進行していた本作。脚本は、『アンナチュラル』『MIU404』などを手がけた野木亜紀子さん。「どんな理由があっても罪を犯した人を簡単に許すわけないってわかってた」「因果応報で正しくて残酷で…」と、その脚本力に称賛の声が集まりました。

TBS系 日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』 毎週日曜よる9時


ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。