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「貧民の頭皮を」「どうしてこんなの思いつくんだよ」2025年初回放送アニメ『チ。』に反響が続出…!

  • 2025.1.9

魚豊による漫画を原作とした現在放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』。第15話では、第1章の主人公・ラファウや第2章の主人公・オクジーに引き続き、ある“意外な人物”が地動説を継承する展開に。また、バデーニが用意した地動説を残すための秘策に対してSNSでは「えええーー!!!そんなとこに!?」「痛そう」と驚きの声があがった。

アントニの策略……娘を失ったノヴァクの悲痛な“涙”

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

ヨレンタを逃がした新人の異端審問官・シモンは、助任司祭・アントニによって灰になるまで燃やされてしまう。丸焦げになったシモンを、ヨレンタの焼死体としてでっちあげるためだ。アントニは異端審問官・ノヴァクを敵視しており、娘を異端者にすることでノヴァクを引きずり降ろそうと企てていた。

焼死体を見たノヴァクは、呆然としてひと言も言葉を発しない。ノヴァクの横顔をちらりと見るアントニの口元には、わずかに笑みが浮かんでいた。

朝、ノヴァクがベッドで目を覚ますと、机の上にはヨレンタの手袋だけが残されていた。手袋を握りしめ、膝から崩れ落ち泣き声を漏らすノヴァク。彼はヨレンタを深く愛しており、自らが異端審問官であるという話もヨレンタには打ち明けていなかった。

拷問を仕事と割り切る冷徹なノヴァクだが、娘のこととなると人間味を感じる一面を見せていた。そんなノヴァクのヨレンタを失った悲しみは計り知れない。ノヴァク役を務める声優・津田健次郎による悲痛な泣きの演技も、心をぎゅっと締めつけるものがある。

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

クラボフスキが物語の鍵を握る重要キャラクターに?

オクジーとバデーニが処刑され、ヨレンタがシモンによって逃がされた後、バデーニがいた教会の司祭・クラボフスキに大きな転機が訪れる。実はバデーニたちが捕まる原因となった通報はクラボフスキによるもので、そのことに気づいた彼は後ろめたさを感じていた。

本棚にはさまった手紙を発見するクラボフスキ。その手紙はバデーニが書いたものだと察した彼は、手紙に書いてある通り、ある日教会に訪れた貧民の後をついていく。

すると、地下に数十人の貧民たちが集まっており、次々に髪の毛を剃り始めた。頭に彫られていたのは、文字の刺青。「俺たちのこと、本だと言ってた」「お前が1ページ目って言われた」バデーニは、貧民の頭を本の代わりにして地動説を残していたのだ。

貧民の頭に彫られた刺青についてSNSでは「そこは考えてなかった」「バデーニさんやったことやばくないですかね、貧民の頭皮を本にするとか」「どうしてこんなの思いつくんだよ。鳥肌立ったじゃん」「まさかそんな形で残しているとは思わなかった」と驚きの声が続出した。

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

ラストシーンで、「私の、番なのか」とつぶやくクラボフスキ。第15話のタイトルも「私の、番なのか?」であり、クラボフスキが次なる地動説の継承者であり、タイトル回収もするというまさかの展開となった。

クラボフスキのタイトル回収にSNSでは「最後『私の番なのか』のシーン鳥肌立った!」「ヨレンタが引き継ぐのね。と思いきやクラボフスキだったのかー!」「私の番って完全にノヴァクさんのことやと思ってたなあ」「ある意味ホラーよな最後」「全く予想してなかったわ」との声があがった。

オクジーたちが処刑され、地動説の継承もここで終わりかに見えた。だが、バデーニによる予想外の秘策によって、地動説はクラボフスキのもとに。第15話に対してSNSでは「すげぇや…」「この作品は飽きさせてくれない」「本当展開が読めなさ過ぎて面白い」「なんでこんな話思いつくの?」との声が。地動説の物語は、終わらない。

チ。 ―地球の運動について―
ABEMAでは『チ。 ―地球の運動について―』毎週土曜日夜24時10分より無料独占・見放題最速配信
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
[番組URL]https://abema.tv/video/title/568-32
【(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会】


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X(旧Twitter):@kaku_magari