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「耳の痛い話」「仕事にもめちゃめちゃ通じてる」作中の“名言”にネット絶賛 アニメ『チ。』

  • 2024.12.26
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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

魚豊による漫画を原作とした現在放送中のTVアニメ『チ。 ―地球の運動について―』。第12話では、第1章から受け継がれてきたペンダントがきっかけでオクジーたちが地動説を研究していることが異端審問官・ノヴァクにバレてしまい、絶体絶命のピンチに。一時は異端者であることを隠し通せたかに見えたオクジーたちだったが、ノヴァク率いる異端審問官と敵対する展開となった。

もはや呪い?地動説の継承を象徴する“ペンダント”

通報の手紙が届いたため、研究を見せてほしいとバデーニたちに話すノヴァク。バデーニたちが納屋に案内すると、ノヴァクは資料を調べ始めた。地動説を研究していることがバレたら、地獄のような拷問を受けるのは避けられない。

気が気でないオクジーをよそに、ノヴァクは「全て大丈夫そうですね」と帰ろうとする。しかし、その瞬間ノヴァクの目に留まったのは、オクジーの“ペンダント”だった。

このペンダントは、以前オクジーがノヴァクと敵対した場面で異端者から渡されていたもの。ただ、ノヴァクは渡す瞬間を見ていなかった可能性もあった。気づかなかったのだろうとオクジーは胸をなでおろすが、バデーニは「すぐにここを出るぞ」と危機感をあらわにする。そして、バデーニの不安は的中。複数の異端審問官を引き連れて、ノヴァクが戻ってきたのだ。

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

オクジーのペンダントについてSNSでは「『知』は呪いでもある、ということなのかな」「もはや呪いのペンダント」「忘れるわけないよね」「オープニング映像からのペンダント画面やば」「あのペンダントはあかん」との声が。第1章でフベルトからラファウへ渡され、第2章で異端者からオクジーに渡されたペンダントからは、地動説の継承にまつわる因果のようなものを感じる。

「死ぬ気か?」と止めるバデーニに、剣を手に取ったオクジーは「時間は稼ぎます」と固い決意を見せる。そして、オクジーは弓を持った異端審問官たちと戦闘に。オクジーは素早い動きで異端審問官を仕留めていく。オクジーの“代闘士”という職業と“目がいい”特性が、まるで伏線のようにこの異端審問官戦でいきてくるのだ。

オクジーが語った“深い”名言

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(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会

ノヴァクが再び戻ってくる直前、資料を燃やし1人で事を進めようとするバデーニに「あまり他人を排除しすぎると間違いに気付きにくくなるのでは?」と投げかけるオクジー。「それは研究にとってよくない」と、ピャスト伯との関わりをもとに自分の意見を語る。

「信仰と研究とすみ分けられるべきで、反論には他人が重要」と続けるオクジー。さらに、オクジーに反論するバデーニに「間違いを永遠の正解だと信じ込むよりマシでは?」と返す。

オクジーの“名言”といえる言葉に対し、SNSでは「深っ間違いない」「自分の仕事にもめちゃめちゃ通じてる」「他人を排除すると間違いに気付けなくなるってのは、この時代に最も必要な考えだよな……」「耳の痛い話すぎる」「自分と違う立場、思想、主張、思考って大事よね」という声が寄せられた。

ノヴァクを筆頭とする異端審問官たちと敵対し、命の危険が迫るオクジーたちが描かれた第12話。「心震えた、、、」「もう何回心震わす神回を作ってくれるのだろう」「12話があまりにも素晴らしかった!」「来週……こわ」「今期の覇権だなぁ」「このアニメは心臓と目に悪い」とSNSでも反響を呼んだ。ついに第2章が終盤に突入し、緊迫感のある展開が見ごたえたっぷりだ。

チ。 ―地球の運動について―
ABEMAでは『チ。 ―地球の運動について―』毎週土曜日夜24時10分より無料独占・見放題最速配信
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
[番組URL]https://abema.tv/video/title/568-32
【(C)魚豊/小学館/チ。 -地球の運動について-製作委員会】


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムやレビュー、映画の作品評を手がける。X:(旧Twitter):@kaku_magari