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「ボロ泣き」「涙が止まらない」儚く美しい最期にネット号泣 『光る君へ』

  • 2024.10.24

吉高由里子さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜よる8時)の第40話「君を置きて」が10月20日に放送されました。
一条天皇(塩野瑛久)の崩御を示す不吉な占い結果を受け、譲位の準備を進める道長(柄本佑)。道長は中宮・彰子(見上愛)の皇子、敦成親王(濱田碧生)を次の東宮にすべく、公卿たちに協力を仰ぎます。

一条天皇を説き伏せる行成

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『光る君へ』10月20日放送(C)NHK

中宮・彰子(見上愛)が漢籍を学んでいることを知り、驚く一条天皇(塩野瑛久)。一条天皇を太宗皇帝に例える彰子に「うれしく思うぞ」と声をかけ、彰子の表情もほころびます。そんな中、いきなり胸を押さえて苦しむ一条天皇。心配する彰子に、一条天皇は「大事ない」と気丈に振る舞いました。

「代が変わる」との占い結果を聞いた道長(柄本佑)は、譲位の準備を始めます。親しい公卿を内密に集め、敦成親王(濱田碧生)を次の東宮にするため協力を頼む道長。行成(渡辺大知)は「次の東宮は第一の皇子(敦康)であるべき」と考えを述べますが、他の公卿は道長に協力すると表明しました。

一条天皇は行成に「敦康(片岡千之助)を東宮に」「どうかそなたから左大臣に…」と最期の望みを口にします。行成は一条天皇の気持ちを受け止めながらも、先例を挙げながら「左大臣様は重臣にして敦成親王様の外戚」「敦成親王様が東宮になられる道しかございませぬ」とはっきり述べます。一条天皇は反論しますが「敦康親王様を東宮とすること、左大臣様は承知なさるまいと思われます」と譲らない行成。とうとう一条天皇は「わかった…」と敦成親王を次の東宮にすることを認めました。一条天皇と行成の緊迫したやり取りにSNSは「静かなる迫力あるシーン」「見応えがあった」「二人の演技が秀逸」との声が上がりました。

彰子の怒りと帝の崩御

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『光る君へ』10月20日放送(C)NHK

道長から敦成親王を次の東宮にすることに決まった報告を受けた彰子は「信じられぬ!」と大激怒。道長は「お怒りの訳が分かりませぬ」「敦成様は中宮様の第一の皇子であられますぞ」と宥めますが、彰子は「私は敦成の母でもありますが、敦康様の母でもあるのです」「父上はどこまで私を軽んじておいでなのですか!」と涙を浮かべて訴えます。彰子は帝と話しに行こうと立ち上がりますが、道長は「政を行うのは私であり中宮様ではございませぬ」と言い放ち、その場を後にしました…。

SNSでは「見ていて涙が滲んだ」「大切に育ててきたものね」「ここまで芯のある女性になられるとは」といった声が続出。「道長姉の詮子様と兼家パパを思い出してしまった」と道長の父と姉の確執を思い出す視聴者も多かったようでした。

譲位の準備が進む中、日に日に体調が悪化する一条天皇。最期は彰子の手を握りながら辞世の歌を詠み、静かに息を引き取りました…。SNSでは「悲しくも美しい崩御でした」「涙が止まらない」「ボロ泣き」と一条天皇の崩御に、涙する声が溢れました。

NHK大河ドラマ『光る君へ』 毎週日曜よる8時放送
NHKプラスで見逃し配信中


ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆しています。読書、ドラマ、アイドルが好き。日々育児に奮闘中です。