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NHK『虎に翼』脇役キャラが放ったセリフにネット共感の嵐 “中途半端な側”に立った名言に「グッとくる」「驚き」

  • 2024.8.28
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『虎に翼』第22週(C)NHK

『虎に翼』は、2024年4月1日から放送されているNHKの連続テレビ小説です。このドラマは、日本で初めて女性として弁護士、判事、裁判所長を務めた三淵嘉子をモデルにしたオリジナルストーリーです。

今回は、8月28日(水)放送『虎に翼』第22週「女房に惚れてお家繁盛?(108)」から、話題となったシーンをSNSの声とともにご紹介いたします。

・第22週「女房に惚れてお家繁盛?(108)」のあらすじ

稲垣(松川尚瑠輝)・小橋(名村辰)にも手伝ってもらい、裁判所で開かれた中学生向けの勉強会で、男子学生から「女性は働かなくてもいい」という意見が出ます。一方、判事補・秋山(渡邉美穂)は妊娠したことを寅子(伊藤沙莉)に相談。出産後も秋山がもし裁判官を続けたいなら、戻って来られるよう居場所を必ず守ると寅子は約束しますが――。(出典:NHK連続テレビ小説「虎に翼」公式ホームページ)

・第22週「女房に惚れてお家繁盛?(108)」の視聴者が注目したシーンとは?

8月28日(水)放送『虎に翼』第22週「女房に惚れてお家繁盛?(108)」で話題となったのは、どんなシーンだったのか?

それは、小橋が男子学生にかけた名言です。

勉強会の中で男子学生が言った「女は働かなくてもいい」という意見に同意する小橋。“中途半端な俺たち”の側として、一緒に勉強会に参加している不良学生や優等生ばかりがチヤホヤされ、優しくされる社会。小橋もその悩みを抱え、中途半端な側で生きてきました。裁判官となった今でもそうなのかもしれません。小橋は男子学生のそばに立ち、こう続けます。

お前が想像している通り、その苦しさはずっと続くし、
お前はこの先の人生ずっとできるやつらと比べられ続ける。
平等ってのはさ、俺たちみたいなやつにとって、
確かに損なところもたくさんある。
でも、その苛立ちを向ける時、お前弱そうな相手を選んでないか?
この先、どんな仕事をして、どんな人生を送ろうと、
弱そうな相手に怒りを向けるのは何にも得がない。
お前自身が平等な社会を拒む邪魔者になる。嫌だろ?
まあ1番になれなくてもさ、お前のことをきちんと見てくれる人間は絶対いるからさ。

「裁判官も法律も何も関係ない話しちゃったな」と脱線したことを謝る小橋ですが、彼の言葉を寅子は「いいえ、とってもいいお話だった!」と称賛します。

・SNSでの声

放送後、SNSには小橋の愛称である「発芽玄米」がトレンド入り。番組の公式アカウントでも「#トラつばプレイバック」のハッシュタグで、小橋の名言シーンが切り抜き動画としてアップされています。

「まさか小橋からこんな言葉が聞けるとは…小橋から聞く言葉だからこそグッとくるものがあった!」
「発芽玄米が初めてまともなことを言ってたので驚き」
「小橋ーー!おまえめちゃくちゃいい事言った!普通の人間の気持ちが分かる男!」
「寅子が家裁で襲われた時に寅子を守った時から着々と成長を続け、今では発芽玄米どころか、すっかり根っこが座った立派な男ですね」

ほかにも「ヨネヨネ」「桂場さん」「穂高先生」「ライアン」「秋山さん」といった『虎に翼』関連のワードが多くSNSのトレンドにランクインしていた日でした。

・まとめ

今回は第22週「女房に惚れてお家繁盛?(108)」で話題となったシーンについてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?

秋山の妊娠をきっかけに、女性法曹のためによりよい労働環境を整えたいと寅子は「意見書」をまとめ、桂場(松山ケンイチ)に提出しました。星家との埋まらない溝も気になる次回です。


NHK 連続テレビ小説『虎に翼』毎週月曜〜土曜あさ8時放送 
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