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「痛っ!」隣家の木が自宅の敷地に侵入してきたら…勝手に切っていい?《マンガで解説》

  • 2024.10.5

隣の家に植えてある植物が、いつの間にか伸びて自宅の敷地内まで入ってきたらどう対処したらいいでしょうか。一軒家に住んでいる人以外でも、アパートの通路や庭などに近隣住宅の木の枝が伸びてくることもありそうです。

そのままにしておくと、通るたびに枝にぶつかったり刺さったりして危ないことも。しかし、隣人の所有物を勝手に切ってしまうのはトラブルになりそうですよね。

どのように対応するべきなのか、また法律上はどのように定められているのか、解説を見てみましょう。

自分の敷地に樹木が侵入してきたら?

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隣の家に生えている植物が伸びてきていつの間にか自宅の敷地内まで侵入していたとき、なんとか早めに処理したくなるかもしれませんが、勝手に切ってしまうのは避けた方がよいでしょう。まずは隣の住人まで、枝が伸びているので切ってほしいという旨を伝えるようにします。

「断られたらどうしよう?」と不安になるかもしれませんが、実は法律では隣の土地に生えている樹木の枝が伸びた場合、樹木の所有者が切除するよう定められています。お願いしたにも関わらず相当の期間が経っても聞き入れられない場合は、自分で枝を切ることも認められているのだとか。

また、境界線を超えて侵入してきたのが木の根の場合は、警告なしに自分で切ってもOK。法律がどう定められているかを抑えておけば、「いつまでも切ってもらえない」などと泣き寝入りをせずに済みそうですよね。

反対に、自分の敷地内から隣に樹木が侵入していた場合は、気づいた段階で早めに対処しておくのがよいでしょう。もし指摘されるようなことがあれば、今回の解説を思い出して快く対応したいものですね。

作画:もす(@mosumanga30

参考:一般財団法人 土地総合研究所 「隣地の樹木の枝や根が境界を越えてきたら:民法第 233 条をめぐって」

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