パサパサになりがちな『鶏むね肉』　超簡単に“柔らかくする方法”に「驚き」「明日から実践したい」

低カロリー・高タンパク質の鶏むね肉。鶏もも肉に比べて価格が安いので、積極的に活用したいものです。しかし、調理すると、パサパサになりやすいのが悩ましいところ…。

そこで今回は、鶏むね肉を柔らかく調理するライフハックをご紹介。少し切り方を変えるだけで、仕上がりが劇的に変化しますよ！

パサパサ感が気になる鶏むね肉

鶏むね肉は、加熱すると固くなりやすく、食感もパサパサになってしまうことが多いですよね。早速、鶏むね肉を柔らかく調理するための「切り方」を見ていきましょう！

今回は、鶏むね肉2枚を、2通りの切り方で調理し、仕上がりを比較していきます。

鶏むね肉は、皮が付いたまま売られていることが多いので、調理前に取り除きましょう。手で引っ張るだけで簡単にはがせますよ。

では、カットしていきます。重要なのは、繊維を断ち切るように切ること。繊維に対して垂直方向に包丁を入れ、切り分けていきます。

もう1枚の鶏むね肉は、繊維に沿って包丁を入れていきます。

沸騰したお湯に入れて、中に火が通るまで茹でます。

茹であがったものがこちら。左が繊維を断ち切ったもので、右が繊維に沿って切ったもの。繊維に沿って切ったものは、繊維の筋がよく見えますよね。この筋が、固さやパサパサ感の原因になるんです。

繊維を断ち切ったむね肉は、フォークとナイフがスッと入りました。筋張った繊維が少なく、柔らかな仕上がりに。

鶏むね肉を柔らかく調理する方法をご紹介しました。繊維を断ち切るようにカットすると、鶏むね肉とは思えないような、プリッとした食感が楽しめるので、これは明日から実践したい！切り方を少し変えるだけで、ここまで仕上がりが変化するのは驚きですよね。

低カロリー・高タンパク質の鶏むね肉をおいしく調理して、献立の幅を広げてみてはいかがでしょうか？

※記事内における情報は原稿執筆時のものです。