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「残酷すぎ」「怒りに震えた」娘の命より出世を優先した父親に非難の嵐 最終回直前『スカイキャッスル』

  • 2024.9.25

松下奈緒さんが主演を務め、木村文乃さん、比嘉愛未さん、高橋メアリージュンさん、小雪さんが共演する『スカイキャッスル』の第8話が9月19日に放送された。スカイキャッスルで転落事故にあった山田未久(田牧そら)は、帝都病院に救急搬送されるも、浅見紗英(松下奈緒)の夫・英世(田辺誠一)は、よもや未久が自分の実娘だとはつゆ知らず、厚生労働大臣政務官の幼き息子のオペを優先。未久のオペは非番の医師の到着後、ようやく開始されるが…。SNSでは未久の運命と英世の態度に大きな反響が寄せられた。

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(C)SANKEI

父親に手を伸ばすも…未久を襲った悲劇にSNS「辛すぎる」

処置を後回しにされ、英世の代わりの医師が対応するも未久は命を落としてしまう。悲報を受け、紗英たちスカイキャッスル住民が哀しみに包まれる。病院に運ばれるもまだ意識のあった未久は英世に手を伸ばし「お父さん」と声を振り絞って手を伸ばしていた。その手を取ることもなく、出世のために別の患者の処置に向かった英世。そんな2人のやりとりがあまりにも切なく、未久の最期にSNSでは「辛すぎる」「酷い」「嘘でしょ?」「残酷すぎる」とショックの声が続出。

一方、英世は未久の死にショックを受けつつも、出世コースにも乗り、自分のお祝いやゴルフの話をする始末…。すると紗英は、「弔いが先じゃないですか?」と英世に苦言を呈する。未久は、英世の元恋人・希美(映美くらら)の娘で、英世にとって実の娘であることを告白。英世も大きな衝撃を受けるが、紗英が知っていたにも関わらず言わなかったことを非難したのだ。

SNSでは英世の態度に「ブチ切れそうになった」「この親父最悪だな」と非難が集中。紗英を責める英世に「怒りに震えた」「そんな資格はない」「意味が分からん」「イラッとした」との声が上がっていた。助けられたかもしれない実の娘の命を後回しにしてまった英世も、最後には「自分は勝手な男」だと反省するが…。身勝手さが際立つ言動が、視聴者の反感を買っていた。

英世に非難され、紗英も自責の念に駆られる。だが、ドラマ序盤では、未久の携帯をはじめとする未久の所持品を捨てる一幕も。SNSでは「紗英の隠蔽体質は本当に良くない」「絶対バレるよね」と視聴者も気にならざるを得ない様子だった。

未久の転落事故をめぐるまさかの逮捕劇にSNS「鳥肌」

警察は事件性も視野に入れ、未久の落下事故の捜査を開始。かねてより未久と折り合いが悪く、落下時に単独行動を取っていた紗英の長女・瑠璃(新井美羽)に疑惑の目が向けられる。そんな中、母親である紗英からも疑われてしまった瑠璃は、今や唯一信じられる存在である敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)に助けを求め…。

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一方、南沢泉(木村文乃)の勧めもあり、紗英は泉とともに、かつてスカイキャッスルに住んでいた亡き香織(戸田菜穂)の夫・医師の冴島哲人(橋本じゅん)の元を訪れる。かつての受験生だった息子の遥人(大西利空)と家政婦のさくら(松田有咲)が子供と共に登場。哲人が抵抗なく受け入れる状況に、SNSでは「闇が深い」「こわいよ」「メンタル謎」と衝撃は否めない様子だった。

遥人は受験当時、両親に対する憎悪が増大し、九条に相談したことを明かす。九条から、高校に合格し両親に深い絶望を抱かせることが復讐になると刷り込まれた遥人は、復讐計画を実行した。冴島家は香織の自殺という最悪の結末と、家庭崩壊を迎え、冴島家の悲劇に「もう怖すぎ」「洗脳って怖い」とSNSでも驚きの声が…。

そして、紗英らセレブ妻たちは九条の元から瑠璃を連れ戻す。だが一方、泉の息子で未久に好意を持っていた青葉(坂元愛登)が逮捕されるという衝撃展開に、「鳥肌」「信じられない」という驚きの声とともに、「どういうこと?」「犯人じゃないだろうよw」と視聴者からも疑問の声が上がっていた。

九条とその秘書のやりとり、スカイキャッスルの警備員など怪しい描写も映し出されるなど、再び謎が深まる本作。次回はいよいよ最終回、スカイキャッスルの住人たちにどんな運命が待ち受けるのか? 最後まで見逃せない。



テレビ朝日系 木曜ドラマ『スカイキャッスル』 毎週木曜よる9時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です