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「胸がアツくなる」「アニメの見方が変わった」大人気アニメの製作陣が送る、最新映画『ふれる。』に期待の声

  • 2024.8.26

大人気アニメ『あの花』チームが手がける、映画『ふれる。』が10月4日(金)より全国公開される。
この解禁にSNSでは、「胸がアツくなる」「ハンカチ用意しなきゃ」「アニメの見方が変わったきっかけ」など歓喜の声や、「予告だけでも引き込まれる」「楽しみすぎる」など、『ふれる。』に対する期待の声が相次いだ。

『あの花』を手がけた3人が送る『ふれる。』

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©2024 FURERU PROJECT

本作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『心が叫びたがってるんだ。』、『空の青さを知る人よ』といった青春三部作を手がけた、監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:田中将賀の3人によるオリジナル長編アニメーション最新作だ。

同じ島で育った幼なじみ、秋と諒と優太。20歳になった3人は東京・高田馬場で共同生活を始める。BARでのバイト、不動産会社の営業、服飾デザイナーの専門学校生と生活はバラバラだが、いつも心は繋がっていた。それは島から連れてきた不思議な生き物「ふれる」がテレパシーにも似た謎の力で3人を結びつけていたからだ。お互いに触れあえば口にしなくてもそれぞれの言葉が流れ込んでくる、そんな「ふれる」で結びついた3人の友情は、このままいつまでも続くはずだった。“ふれる”の隠されたもう一つの力を知るまでは。

監督を務めるのは『ハチミツとクローバーⅡ』で監督デビューを果たし、『とある科学の超電磁砲』、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などを手がけた長井龍雪。

脚本は『さよならの朝に約束の花をかざろう』、昨年は『アリスとテレスのまぼろし工場』で脚本・監督も務める岡田麿里が担当する。また、キャラクターデザインを務めるのは田中将賀。『すずめの戸締まり』のキャラクターデザインや、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の作画監督といったメガヒット作品を手がけた。

人気と実力を兼ね備えた豪華キャスト

物語の主人公であり言葉でのコミュニケーションが苦手な少年、小野田秋役を永瀬廉が担当。「King & Prince」のメンバーとして活動する一方、実写映画初主演作となった『うちの執事が言うことには』をはじめ、ドラマ『東京タワー』など数々の映画とドラマで活躍している。

秋が不思議な力を持つ生き物「ふれる」と出会うことで心が繋がった幼なじみ、祖父江諒役を坂東龍汰が務める。主演映画『若武者』が公開中の他、2025年正月公開予定の映画『君の忘れ方』にも主演が決定している。

同じく幼なじみの井ノ原優太役を前田拳太郎が担当。ドラマ『仮面ライダーリバイス』シリーズにて主演を務め、『劇場版 美しい彼~eternal~』など、さまざまな映像作品に出演中だ。

他にも、鴨沢樹里役に白石晴香、浅川奈南役を石見舞菜香、脇田役を皆川猿時、島田公平役に津田健次郎といったキャストたちが脇を固めた。

主題歌を担当するのは、今年デビュー5周年を迎えるYOASOBI。本作のために書き下ろした自身初のアニメーション映画タイアップ楽曲「モノトーン」が物語を彩る。

そして、本作より場面写真6点が初公開された。そこには同じ島で育った幼なじみ、秋・諒・優太の姿が。親友同士である彼らの関係性を感じられる写真となっている。

また、『ふれる。』公開を記念して大人気TVアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の再放送が決定。フジテレビ(関東ローカル)にて8月26日(月)より5週にわたって放送する。

『あの花』と『ふれる。』の見どころ

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(c)ANOHANA PROJECT

再放送が決定した『あの花』の一番の見どころは、涙なしでは観られないストーリーだ。亡くなった本間芽衣子(めんま)が幽霊となって現れ、宿海仁太(じんたん)に「願いを叶えてほしい」と頼むことから物語が動き出す。「超平和バスターズ」というグループを結成していた幼なじみたちが再会し、時に衝突しながら成長していくのだ。

めんまの願いが何なのか、じんたんたちと一緒に想像を膨らませながら観る面白さがある。そして、最終話での感動の爆発は計り知れない。人生で号泣した作品について語る時、多くのアニメファンが『あの花』を挙げる理由はこのクライマックスにあるといってもいい。

『あの花』のエンディングテーマであるZONEの大ヒット曲「secret base ~君がくれたもの~」のカバーも涙を誘う。青春時代を思い出すような切ない歌詞が、本作の感動をより一層大きくさせるのだ。

『ふれる。』の主題歌を担当するYOASOBIは、作品の世界観を忠実に楽曲に落とし込む曲作りを得意としたユニット。きっと「モノトーン」も『ふれる。』にマッチした、自然に涙がこぼれるような楽曲になっているだろう。

幼なじみである登場人物の友情やファンタジー要素のように、両作は共通点が多い。『ふれる。』公開前に『あの花』を観て映画への期待を高めてみてはいかがだろうか。

映画『ふれる。』10月4日(金) 全国ロードショー
製作:「ふれる。」製作委員会
公式ホームページ:fureru-movie.com 
(c)2024 FURERU PROJECT


ライター:まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムや映画の作品評、マンガのレビューを手がける。X:@kaku_magari