「夏は食材が傷みがち…」→“長持ちさせる”裏ワザに「かなりありがたい」「超使える！」

暑さだけでなく、夏になるとさまざまなトラブルが生じがち。その中でも、“食材の傷みが早い”ことは大きな悩みの種ですよね。うっかりお鍋を放っておいたら、中の料理がもう食べられない状態に…なんてご経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、“夏に知っておきたい！食材を長持ちさせる裏ワザ”3選をご紹介します！

1.バナナを長持ちさせる

おいしい上に栄養価も高いため、日常的にバナナを食べている方もいらっしゃると思います。

しかし、実は意外と傷みやすいが悩みどころ。かと言って、1本1本毎日買うのは手間だし…。

でも、もう大丈夫！実は簡単な方法で、バナナを長持ちさせることができるんです。

バナナが傷みやすい大きな原因は、放出されるエチレンガスが追熟を促すからなのだそう。そのため、“房から切り離して1本ずつ保存する”のが基本のポイントです。

また、保存する場所も重要！実は、バナナは「常温」よりも「冷蔵庫の野菜室」で保存する方が長持ちするのだそう。

実際に、常温と冷蔵で5日間バナナを保存し、傷み具合を比較検証してみたところ…。

こちらが、常温で5日間保存したバナナです。

皮に出ている黒い斑点はシュガースポットと呼ばれ、バナナの成熟度を表します。こちらが多いほど甘く熟している証拠なのだとか。一見すると、見た目はちょうどよく熟れていますよね。

それに対し、冷蔵庫の野菜室で5日間保存したバナナはご覧の通り。

全体的に皮が茶色くなっていて、常温で保存したものよりもだいぶ傷んでいるような…。え、本当に食べても大丈夫なんですか？

ところが！皮を剥いてみると意外な結果に。常温で保存したバナナがかなり傷んでいたのに対し、冷蔵庫の野菜室で保存した方は全体的に白っぽく、皮もハリがありました。

今後バナナを保存する際は、「房から切り離して、1本ずつ保存すること」と「冷蔵庫の野菜室で保存すること」を徹底したいと思います！

豆腐を一丁食べ切るのって意外と大変ですよね。でも、ラップをかけて保存してもどんどん水分が出てきますし、「雑菌は大丈夫かな…？」と不安になってしまう方も多いかもしれません。

そこで今回は、「余った豆腐の保存方法」をご紹介します！

それが、「水を入れて冷蔵庫で保存する」方法。

用意するのは、豆腐を入れる容器とふただけ。今回は保存容器を使っていきますが、お皿とラップなどでも問題ないですよ。

余った豆腐を容器に入れたら、すっかりつかるくらいお水を入れましょう。なお、この時豆腐と一緒に入っていた封入水は入れずに、必ず捨てるようにしてください。

豆腐、お水を入れたらふたをして、常温ではなく冷蔵庫で保存します。たったこれだけで、翌日以降もおいしい豆腐を食べることができますよ！

ただし、もう1つ重要なポイントがあります。衛生的に保つため、容器に入れたお水は毎日入れ替えてください。また、数日保存した場合は、念のため加熱してから食べることをおすすめします。

インスタントのソースをかけるだけで、手軽においしく食べられるパスタ。ただ、毎回いちからゆでるのは面倒ですよね。特にこの時期は暑いから、できるだけお湯を使うのは避けたいし…。

実は、冷凍食品メーカー・ニチレイフーズ（@nichirei_foods）がX（旧Twitter）で提唱している「ニチレイ直伝！ゆでたパスタの冷凍方法」を実践してみたところ、ゆでたパスタをおいしく冷凍保存することができたんです。

材料は下記の通りです。パスタはペンネなどほかの種類でも問題ないようです。

材料（4食分）
・パスタ（スパゲッティ1.6mm） 400g
・塩小さじ2
・水 4L
・サラダ油大さじ1

でも、たったこれだけでおいしく冷凍保存できるの…？

まず、大きめの鍋に水4Lを入れて沸かしたら、塩小さじ2を入れて混ぜます。

沸いたお湯にパスタを入れたら、通常7分のゆで時間を、5分30秒にして固めにゆでましょう。

お湯をザルで切ったら、大きめのボウルに冷水を入れ、そこへパスタをザルごとイン！しっかりと冷やしていきましょう。

パスタがしっかり冷えたら、しっかり水気を切ります。ボウルにうつし、パスタ全体にサラダ油大さじ1を回しかけてよ〜く絡ませていきましょう。

最後に、パスタ1食分を冷凍用保存袋に入れて、平らにしてから空気を抜くように口を閉じます。金属製バットにのせて冷凍すると、なんと約1か月も保存できるそうですよ。

食べる際は、冷凍用保存袋の上部を少し開いて、様子を見ながら600Wの電子レンジで2分30秒ほど温めてください。加熱不可の製品を使用している場合は、冷凍したパスタを耐熱皿に移してから、ふんわりラップをかけて温めましょう。

今回は“夏に知っておきたい！食材を長持ちさせる裏ワザ”3選をご紹介しました。本格的に暑くなるこれからの時期にはかなりありがたい裏ワザですよね。

食材を傷ませてしまうと、経済的にも精神的にもダメージがありますよね。今回ご紹介した方法を活用して、食材を長持ちさせましょう！

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