1. トップ
  2. 大人が意外と解けない算数「0.3+2.8÷0.4」→5秒で計算できる?

大人が意外と解けない算数「0.3+2.8÷0.4」→5秒で計算できる?

  • 2024.8.19
undefined

今回は、割り算と足し算が入り混じった小数の計算問題です。

小数と聞くと、その難度から身構えてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、小学生の頃は難しく感じていたことでも、大人になると意外と簡単に感じるかもしれません。

基本の筆算で割り算を計算してみましょう。

問題

次の計算をしなさい。
0.3+2.8÷0.4

割り算部分を筆算で計算していきます。

解説

この問題の答えは「7.3」です。

足し算と割り算が含まれているので、計算のルールに従って、先に割り算部分を筆算で計算していきます。

undefined

まずは、以下の順で小数点を移動してから筆算を行いましょう。

<小数点を移動する手順>
(1)割る数の小数点を一番右に移動する
(2)割られる数の小数点を割る数と同じ桁数分、右に移動する

今回はどちらも一回ずつ移動させることで、2.8÷0.4という割り算を28÷4という簡単な問題に変形することができました。

undefined

これを計算すると、答えは7ですね。

小数点を同じ回数だけ移動させることさえ忘れなければスッキリ答えを求めることが出来ます。

では、残りの足し算も計算していきましょう。

0.3+2.8÷0.4
=0.3+7
=7.3

答えを出すことができました。

まとめ

小数の割り算は小数点の移動の回数さえ間違えなければ、とても簡単に計算することができますね。また、足し算や引き算は、小数点の位置を揃えて計算することを忘れないようにしましょう。

当メディアでは他にも類似問題を出題しています。数をこなして、計算になれていきましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

undefined

「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


小数の計算にもう一問挑戦!

大人が意外と間違えやすい「1.2+7.2÷0.8」→正しく計算できる?
大人が意外と間違えやすい「1.2+7.2÷0.8」→正しく計算できる?