自分のリーダー資質の有無を理解しておくことで、組織や集団の中で適切な役割を担うことができるでしょう。あなたはリーダー資質のある人でしょうか? ない人でしょうか? 心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか? 直感でお答えください。
1.かき氷
2.剣
3.スコップ
4.お皿にのったおにぎり
1.かき氷に見えた人は「リーダー資質のない人」
図形がかき氷に見えた人は、「リーダー資質がない人」かもしれません。人の前に立って組織を率いたり、集団をまとめるような役割はあまり向いていないタイプなのではないでしょうか。自分の中でも、リーダー的な役割には苦手意識があるかもしれません。
このタイプの人は控えめで、繊細な性格の持ち主かもしれません。そのため、矢面に立ってさまざまな決断をしたり、責任を負うことを重荷に感じやすいのではないでしょうか。人の前に立って組織を率いるより、後ろから支える方が向いているタイプといえそうです。
リーダー資質が低いからといって気に病む必要はありません。組織には、リーダーだけでなく、優秀なサポーターも必要です。大切なのは、自身の性質を理解し、受け止め、自分にあった役割を担うことなのではないでしょうか。
2.剣に見えた人は「リーダー資質がある人」
図形が剣に見えた人は、「リーダー資質がある人」かもしれません。人の前に立って、組織を率いたり、集団をまとめるような役割にとても向いているタイプなのではないでしょうか。あなた自身も、リーダーを任せられることが嫌いではないでしょう。
このタイプの人は、強い自信と共感力の持ち主かもしれません。そのため、共通のビジョンや目標、夢などを組織のメンバーに浸透させることができ、力強く集団を引っ張っていくことができるのではないでしょうか。
リーダー資質の高いあなたは、これまでも自然と組織の長やチームのキャプテンなどを任されることも多かったのではないでしょうか。ですが、役割を得たからといって決して偉ぶらず、周囲と同じ方向を向いて、同じ目線で歩んでいけるあなたはよきリーダーなのでしょう。
3.スコップに見えた人は「ややリーダー資質がある人」
図形がスコップに見えた人は、「ややリーダー資質がある人」かもしれません。人の前に立って、組織を率いたり、集団をまとめるような役割に比較的向いているタイプなのではないでしょうか。
このタイプの人は、高い能力と、影響力の持ち主かもしれません。そのため、同じく高い能力を持った人々の集団を自身のカリスマ性で率いて、短期間で成果を出すことが求められるような場面では最適なリーダーとなりやすいのではないでしょうか。
一方で、自分自身の能力やカリスマ性をもって集団を引っ張っていくタイプのあなたは、自分のやり方やペースについてこれない人のフォローはあまり得意ではないかもしれません。苦手なところは得意な人に任せ、集団内での役割分担をはっきりさせることが大切なタイプでしょう。
4.お皿にのったおにぎりに見えた人は「あまりリーダ資質がない人」
図形がお皿にのったおにぎりに見えた人は、「あまりリーダー資質がない人」かもしれません。人の前に立って、組織を率いたり、集団をまとめるような役割はどちらかというと向いていないタイプなのではないでしょうか。
このタイプの人は、高い協調性と、共感力の持ち主かもしれません。そのため、組織内の人間関係や、個々の感情面の満足度を重視するスタイルのリーダーとして、周囲には慕われやすいのではないでしょうか。
持ち前の共感力や協調性で雰囲気のよい組織作りは得意なのですが、仕事のグループでも「なかよしサークル」のような雰囲気になってしまい、組織としての目標達成という意味ではやや弱いリーダーといえそうです。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!