「容量不足…」→もう悩まない！【iPhone】アプリの容量を減らす裏ワザ

iPhoneを長く使っていると容量が不足しがち。ストレージを圧迫すると、新しいアプリがインストールできなくなったり、写真や動画が保存できなくなったりするだけでなく、iPhoneに不具合が生じてしまうことも…。

そこで今回は、iPhoneの容量不足を解消する方法を紹介。とくにサイズが大きな写真やLINE、YouTubeの容量を減らす方法を解説します！

iPhoneの容量がいっぱいになると不具合が生じる恐れも…

iPhoneの容量がいっぱいになると、本体に不具合が生じやすくなります。以下のような危険信号が出始めたら注意が必要です。

▪️新しいデータの保存ができない
▪️システムパフォーマンスの低下
▪️メールやメッセージのダウンロードができなくなる
▪️システムの警告
▪️バックアップができなくなる
▪️OSアップデートの失敗

このような事態を避けるために、普段から本体のストレージに余裕を持たせてあげてください。

写真・動画撮影時のサイズを小さくする

iPhoneのストレージを最も圧迫する要因になりがちなのが写真と動画です。とくに動画は1分撮影するだけでも写真の何十倍ものサイズになります。

撮影時に少し配慮するだけで大幅にストレージに余裕が出るので、自分のiPhoneの設定を見返してみてください。

【１】Live Photosをオフにする

Live Photosとは、写真を撮影する際に動きと音を含む前後1.5秒ずつを記録したビデオクリップのこと。瞬間を切り取るときに役立つ便利な撮影方法ですが、データサイズは通常の写真よりも大きくなります。Live Photosを限定的に使うことによりストレージの節約になるので、普段はオフにしておくといいでしょう。

［Live Photosをオフにする方法］
1.［カメラ］を起動して、Live Photosアイコンをタップ

2.［設定］から「カメラ」をタップ

3.「設定を保持」をタップ

4.「Live Photos」をオフにする

【２】HEIF/HEVCフォーマットを使用する

HEIF（High Efficiency Image File Format）/HEVC（High Efficiency Video Coding）とは、JPEGなどの従来の画像フォーマットと比べて約2倍の圧縮率を誇る新しい画像フォーマットのこと。同じ画質で撮影しても、ファイルサイズを半分にすることができます。

とりわけ、ファイルサイズが大きな動画ファイルの恩恵が高く、圧縮効率を大幅に向上させることができます。

［HEIF/HEVCフォーマットにする方法］
1.［設定］から「カメラ」をタップ

2.「フォーマット」をタップ

3.「高効率」をタップ

【３】動画の解像度とfps（frames per second）値を低くする

高解像度・高フレームレートで撮影した動画は、美しい映像ですが、その分ファイルサイズは大きくなります。ストレージを気にしている方は、動画の画質とfps値を下げてファイルサイズを小さくしましょう。

［fpsを変更する方法］
1.［設定］から「カメラ」をタップ

2.「ビデオ撮影」をタップ

3.「720p HD/30 fps」をタップ

LINEの容量を減らす

長期間LINEを使ってメッセージや写真・動画のやりとりをしていると、キャッシュが蓄積しストレージを圧迫します。定期的に不要なトークを削除したり、キャッシュを削除するといいでしょう。

【１】キャッシュの削除

大きく容量を減らすことはできませんが、普段からLINEの起動速度が気になるときはキャッシュを削除してみてください。

［キャッシュを削除する方法］
1.右上の歯車アイコンをタップ

2.「トーク」をタップ

3.「データの削除」をタップ

4.キャッシュの「削除」をタップ

【２】不要なトークを削除

データ量を確認してトークごとに選択して削除することができます。

［不要なトークを削除する方法］
1.右上の歯車アイコンをタップ

2.「トーク」をタップ

3.「データの削除」をタップ

4.「トークごとにデータを削除」をタップ

5.トークを選択

6.「写真」「動画」などから不要なデータを削除する

【３】使わないスタンプや絵文字も整理する

スタンプや絵文字も使わなくなったものは削除して整理しましょう。

［使わないスタンプや絵文字も整理する方法］
1.右上の歯車アイコンをタップ

2.「スタンプ」をタップ

3.「マイスタンプ編集」をタップ

4.使用しないスタンプの「ー」を選択すると「削除」が表示されるのでタップ

YouTubeアプリの容量を減らす

増えすぎたYouTubeアプリのキャッシュ容量は、アプリを一時的に削除することで解消することができます。LINEのようにキャッシュだけを削除するという機能はありません。

再びYouTubeを使用する場合は、アプリをアンインストールしてから、もう一度インストールしてください。

［YouTubeアプリの容量を減らす方法］
1.［YouTube］を長押し

2.メニューが表示されるので「アプリを削除」を選択

3.再び「アプリを削除」をタップ

4.「削除」をタップ

5.App Storeで［YouTube］をインストール

「書類とデータ」を見比べると、容量が減少しているのがわかります。

容量不足はiPhoneの使い方で解消できます

今回は、iPhoneのストレージが圧迫した際に行う撮影方法や不要なデータの整理方法についてご紹介しました。よく使うアプリの容量を減らすことである程度解消できるので、定期的に容量の状況を確認して、こまめに整理してみてください！

---

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。

※写真はイメージです