会議室での『上座』は、次のうちどれ？知っておくと便利な『会議マナー』に、ナルホド【マンガ解説】

初めて対面での会議に出席することになった遠藤さん。

危うく大恥をかくところで…？

会議室での上座ってどこ？

コロナ禍だったこともあり、対面での会議が初めての遠藤さん。とりあえず空いている席に座ろうとしたところ、先輩に「遠藤！そこ、上座だぞ！」と指摘されて驚きます。遠藤さんは「会議室にも上下があるんですね」と焦り、席次があるのは食事の席だけだと思っていたようです。

出入り口から一番遠いところが上座で、役職や社歴によって席が決まると知った遠藤さんは、先輩に今回の会議室での席順を教えてもらい、「なるほど～」と納得。「もしかしてオンライン会議にも上座とかあったりしましたか？」と心配する遠藤さんに、先輩が「それは入室のタイミングで自動表示されるから安心しろ」と笑いながらフォローするのでした…。

キャリアや転職先の総合研究を行うJob総研（https://jobsoken.jp/）では、497人の社会人男女を対象に「2024年 ビジネスマナー実態調査」を実施しており、以下のような結果が示されています。

回答者全体の497人にビジネスマナーだと思う項目を聞くと、「出/退社時の挨拶」が78.9%で最多となり、次いで「社外への敬語」が75.9%、「社内への敬語」が66.2%と、上位3つの回答となりました。同回答者にビジネスマナーの必要性を聞くと、「必要だと思う派」が88.7%で過半数を占め、内訳は「とても必要だと思う」19.9%、「必要だと思う」32.6%、「どちらかといえば必要だと思う」36.2%でした。

このことから、ビジネスマナーを必要としている、重要なことだと考えている方の割合が多いことが分かりました。

オンライン会議が一般化しつつある現代、対面でのマナーを知る機会は少ないですが、今回のマンガのように優しく教えてくれる先輩がいると、いざというときに困らずに済みます。「知らなかった」という方は、この機会に覚えてみると良いかもしれません！

作画：峯鳥子（@minetoriko）

【調査概要】ビジネスマナー実態調査
【調査期間】2023年12月20日～12月25日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】497人
【調査対象】全国の20～50代社会人男女（JobQ Town登録者）