「神回すぎる」「鳥肌たった」アニメ初解禁のビジュアルに大反響『僕のヒーローアカデミア』

ヒーローとヴィランの死闘の真っ只中である現在放送中のTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第7期。7月13日（土）から第2クールがスタートし、新たなオープニングやエンディングと共にさらに盛り上がりを見せている。分断作戦によって各地にワープしたヒーローとヴィランの因縁ともいえる対決から、目が離せない。

「焼身照命」を体現するエンデヴァー

第148話では、オール・フォー・ワンに立ち向かうホークスと耳郎響香（じろうきょうか）、常闇踏陰（とこやみふみかげ）が描かれた。泣いていた友達のために戦う耳郎だが、そんな彼女たちを弱者だと見くびるオール・フォー・ワン。しかし、耳郎と常闇の必死の攻撃とオール・フォー・ワンに抗う個性たちのおかげで、頭部の仮面を割ることに成功した。

あと少し……というところで、オール・フォー・ワンが自身に抗う個性をはねのけ攻撃を繰り出す。そこに現れ3人を救ったのは、負傷していたエンデヴァーだった。

攻撃を受けたエンデヴァーは、右腕をもがれてしまう。しかし、体から発する炎が右腕の代わりとなり、オール・フォー・ワンに渾身の一撃を与えた。そのまま猛攻を続けるエンデヴァーは、オール・フォー・ワンを抱えて空高くへ飛び、必殺技である「プロミネンスバーン」を放つ。

第148話のサブタイトルは「焼身照命！！ 手負いのヒーロー」。これは“正真正銘”をもじっているのと同時に、プロミネンスバーンによって体を燃やし太陽のように輝くエンデヴァーを見事に表している。オール・フォー・ワンも「手負いのヒーローが最も恐ろしい……」とかつてのオールマイトを重ねるほど。腕を失いボロボロになりながらも、激しく燃え盛る炎でオール・フォー・ワンの体を丸焦げにして見せた。

初解禁！爆豪の「面制圧重装機動 ストレイフパンツァー」

場面は死柄木弔（しがらきとむら）の攻撃にヒーローたちが応戦する「天空の棺」へと切り替わる。死柄木から伸び続ける大量の手から、ベストジーニストやミルコたちは逃げるしかない劣勢だ。

そんな中、爆豪勝己（ばくごうかつき）が雄英高校サポート科の協力のもとつくられた武器「面制圧重装機動 ストレイフパンツァー」を解禁。重火器をまとった爆豪のビジュアルに、「カッコよすぎ！！」「まさにかっちゃんって感じで最高！！」とSNSで興奮の声があがった。

「俺が風穴ァ！ブチ開ける！！」と叫ぶ爆豪は、とても頼もしい。また、「本体潰すぞ！！全員で！！」というセリフからは、以前は自己中心的だった彼が“チームプレー”をする様子が伝わり、成長を感じる。「物間と先生が抹消で死柄木の個性封じてくれてるうちに……」のように“くれてる”という言い方から滲んでいるのは、仲間への感謝の気持ち。SNSでも「爆豪の成長が泣ける」「鳥肌たった」「神回すぎる」と大きな反響が。

大技「ハウザーインパクトクラスター」を撃ち込むが、止められたうえに腕を折られてしまう爆豪。血まみれの爆豪に「ただ一点興味があるとすれば、君は緑谷出久と最も仲がいい」と語る死柄木の言葉は不穏で、悪い予感がする。絶体絶命の爆豪は、いったいどうなってしまうのだろうか。

僕のヒーローアカデミア
ABEMAにて毎週土曜22時より無料放送。
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
［番組URL］https://abema.tv/video/title/19-15
【(C)堀越耕平／集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会】

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ライター：まわる まがり
主にアニメについての記事を書くライター。コラムや映画の作品評、マンガのレビューを手がける。X：@kaku_magari