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大人が意外と解けない数学「−6÷(−6)÷(−6)」→正しく計算できる?

  • 2024.7.7
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中学校に入って算数から数学に変わると同時に、「負の数」が登場しましたね。

皆さんは負の数の計算でつまずいた記憶はありませんか?

今回は負の数の計算の中でも少し複雑な割り算からの出題です。

負の数に惑わされずに正しく解くことができるよう、復習していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
−6÷(−6)÷(−6)

正しく計算するためには、負の数が何個使われているかに注目します。

解説

この問題の答えは「−1/6」です。

答えも負の数になっていますね。

掛け算・割り算においては、負の数の個数によって答えの符号が決まります。

負の数が一つの場合は答えはマイナスになりますが、負の数が二つの場合はプラスになります。

三つの場合はマイナス、四つの場合はプラスです。規則性が見えてきますね。

掛け算・割り算の答えのプラスマイナスの決め方
・負の数が奇数個・・・答えはマイナス
・負の数が偶数個・・・答えはプラス

今回の問題は負の数が三つあるので、答えはマイナスになるということですね。

そこまでわかれば、あとは計算するだけです。符号はいったん無視して、6÷6÷6を計算します。

6÷6÷6
=1÷6
=1/6

これにマイナスをつけて、「−1/6」が答えになります。

1÷6は割り切れず0.16666…となってしまいますので、分数で表した方がスマートですね。

まとめ

負の数が含まれる計算はマイナスの個数に注目して、答えの符号を決定することができれば、あとは比較的簡単な計算になります。逆にいうと、符号を決定することを忘れがちになりますので注意しましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


 文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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