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大人が意外と忘れてる算数「(2.33+0.93)+0.07」→秒で解ける?

  • 2024.6.30
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算数の問題の中には、ややこしく見えても工夫をすることで簡単に解ける問題があります。

今回は、小数だらけの足し算に挑戦しましょう。

数字が細かく計算が面倒そうですが、ある法則を使えばすぐに解けますよ!

問題

次の計算をしましょう。
(2.33+0.93)+0.07

制限時間は、5秒です。

解答

正解は、「3.33」です。

紙に書いたり、電卓を使ったりしなくても、ある法則を使えば簡単に解けることに気が付いたでしょうか?

どうやったらすぐに計算できるのか知りたい人は、次の「ポイント」に進んでください。

ポイント

この問題のポイントは、計算の順番です。

この問題では、計算の順番を変える法則を使うと計算が楽になります。

その法則は、結合法則と呼ばれています。

結合法則
(a+b)+c =a+(b+c)

a+bを計算してからcを足しても、b+cを計算してからaと足しても答えは同じになるのです。

つまり、足し算では計算する順番が違っても答えは同じになるので、どこから計算してもOKということです。

では、結合法則を踏まえて今回の問題を見直してみましょう。

(2.33+0.93)+0.07

先に()内を計算しようとするとちょっと大変ですが、先に0.93+0.07部分を計算するとどうなるでしょうか。

(2.33+0.93)+0.07
=2.33+(0.93+0.07)
=2.33+1
=3.33

0.93+0.07=1になるため、とても簡単に計算できましたね。

まとめ

今回は、計算の順番を変えることで解きやすくなる計算問題に挑戦しました。

足し算と掛け算には、この結合法則が使えますので、いろいろな場面で使ってみてください。

計算がシンプルになることが多々あるはずです。

他にも工夫次第で解きやすくなる問題をいろいろ用意していますので、興味のある人は引き続き挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


結合法則の問題にもう一問挑戦!

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