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【晩ごはん】50代おひとりさまにオススメ 『頑張らないメニュー』と『満足度アップ』のコツ

  • 2024.7.10

ひとり暮らしの晩ごはん。毎日仕事や家事を終えてからキッチンに立つのはなかなか大変ですよね。作り置きの工夫や簡単にできるおひとりさま向けおすすめメニューなどを、栄養士の資格をもつシンプリストのようさんに伺いました!

自炊を少しでも楽に続けるためのポイントも要チェックです。

1. 買ったらスグに『冷凍しない』!おひとりさま晩ごはんを楽にするコツ

 

娘や息子と暮らしていたときは、息子のこだわりに合わせて毎日できたてのごはんを用意していました。二人の独り立ちを機にひとり暮らしを始めたところ、「やっぱり家に帰ってからごはんを作りたくない、面倒」と感じるように。

そこで作り置きに切り替えると、毎日の食事の準備がとても楽になりました。食卓を共にする人数が減ったので、これまでと同じ量は一度に食べ切れません。ですが余る分ははじめから冷凍に回すのではなく、同じタイミングで調理してしまうのです。

例えばお肉をパック買いしたら、一度の調理で使い切り、2〜3日分ずつ保存容器にわけて冷蔵庫へ。作る量をこれまでの人数分通りにすれば、レシピの分量も変わらないので覚え直さなくてもいいのもメリットですね。

2. 頑張らなくてもOK!簡単なおすすめ晩ごはんメニュー

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出典元:ようさん

体に変化の起きやすい50代。人によっては体重の増減が気になったり、気分が揺らいだりすることもありますよね。

晩ごはんが面倒と感じたときも食べたいのは、野菜とタンパク質。私は栄養士の資格をもっているので、栄養の観点からもこれらを摂ることをおすすめします。肉野菜炒めなら、包丁やまな板を使うのが面倒なときも簡単に作れるのでおすすめ。そのまま調理できるカット野菜や細切れのお肉などを使えば洗い物の手間も減らせます。

また、スーパーなどで売っている調理済みのお肉は、仕込みにかかる手間や時間を省略できて、すぐに食べられるのがポイント。頼れるものは頼りながら、栄養のバランスが偏らないように気をつけるとよいと思います。

暑い時期なら冷奴にキムチをのせ、ごま油をかけて食べるのも手軽でおいしいですよ。香りのよいものやスパイシーなものは食欲がそそられますし、パワーもチャージできるのが強みです。

3. 毎日の晩ごはんを『ちょっとおいしくする』ポイント

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出典元:ようさん

忙しいとどうしてもレパートリーが偏りがちになるかもしれませんが、ちょっとした工夫でいつもの食卓の満足度もアップします。

たとえば肉野菜炒めは、使うスパイスや味付けを違うものにするだけでも印象が変わり、飽きずに食べられるメニュー。市販のものを活用しながらアレンジしてみるとよいと思います。

調味料には少しこだわって、少量でもいいものを使うのがポイント。私自身も子どもと暮らしていたときは大容量で安いものを選んでいましたが、おひとりさまだとそこまで大量に使うことはありません。普段使いのものよりもやや価格帯やランクを上げたものを取り入れてみると、食事の時間の楽しみも増すのではないでしょうか。

また最近では、スーパーや100均でも小分けにされた調味料を取り扱っていたり、輸入食品店では珍しい各国の調味料が棚いっぱいに並んでいたりと、知らない味を気軽に試しやすい環境が整ってきました。サラダのドレッシングひとつとってもさまざまな種類があります。

さまざまなものを試して、毎日の晩ごはんを楽して楽しむ工夫をしてみてはいかがですか。



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出典元:ようさん

監修者:よう(@ohitorisama_kurasi

子供たちが独立して、人生2回目の一人暮らしを始めた50代。大量の断捨離後、築36年の賃貸アパートへの引っ越しをきっかけに、持たない暮らしを楽しむコツをインスタグラムで発信中。 『天然生活 暮らしのまんなか』(扶桑社)、『自分サイズのすっきり大人暮らし』(主婦の友社)に掲載中。