「どの野菜が好き？」あなたは他人に壁を作る人？作らない人？【心理テスト】

2024.7.27

あなたは誰かと仲よくしたいとき、なかなか関係性が進まずもどかしく思ったことはありませんか。人は少なからず他人に対して、簡単に自分の中に入ってこられないように、心の壁を作ることがあります。ただその壁は、人によって高く分厚いものであったり、低く薄いものであったりと様々なようです。あなたも、自分では気がつかないうちに壁を作っているのではないでしょうか。そこで今回は、あなたは他人に壁を作る人か？作らない人か？を心理テストで探ってみましょう。

どの野菜を選びますか？直感でお答えください。

1.トマト

2.ピーマン

3.ナス

4.きゅうり

1.トマトを選んだ人は「あまり壁を作らない人」

トマトを選んだ人は、あまり壁を作らない人かもしれません。あなたは人に対してつき合い方を考える事はあっても、壁を作って拒絶まではしない人ではないでしょうか。苦手な人に対してはある程度のつき合いに留め、自分からは連絡しない、挨拶はしても会話はしないといった線引きをしているのかもしれません。

トマトを選んだことは、ドライな考えが表れています。苦手な人対して壁を作って距離を置いてしまうと、周りがどう思うかわからないので、円滑な関係性が維持できる最低ラインを作っているのではないでしょうか。後々のことを考えて、損得勘定は残しておこうとしているのかもしれません。

あなたは普段、とても穏やかな性格で友人も多いようですが、苦手な人への立ち回りについてはいろいろ苦心しているのではないでしょうか。苦手や嫌いだからとつき合いをしないわけにはいかず、自分の中でつき合い方のルールを決めて、社会人として上手く立ち回っているのかもしれません。気にしないといけないことが多く、ストレスが溜まってしまいそうですが、程々に発散して、大事にしたい人との時間を大切にしてください。

2.ピーマンを選んだ人は「壁を作らない人」

ピーマンを選んだ人は、壁を作らない人かもしれません。あなたは天真爛漫な性格で人との距離がとても近い人ではないでしょうか。他人であってもすぐに打ち解けられ、親しみやすいところがあるのかもしれません。

ピーマンを選んだことは、朗らかなところが表れています。いつも笑顔で前向きに何でも取り組もうとする姿勢は、周りの人を惹きつけるのではないでしょうか。警戒心を持たれにくい雰囲気を作り、あなた自身も積極的にかかわろうとするので、良好な関係性を作りやすいのかもしれません。

しかし、すぐに距離を詰められたり、話しかけられたりすることを苦手とする人もいるでしょう。それを気にせずどんどん距離を縮めようとすれば、余計に相手は離れていってしまうかもしれません。あなたのように積極的に人との関係を作りたい人ばかりではないかもしれないので、ときには相手の様子を見ながらかかわることも必要かもしれません。

3.ナスを選んだ人は「壁を作る人」

ナスを選んだ人は、壁を作る人かもしれません。あなたは他人を信じられず、なかなか自分から話しかけることをしない人ではないでしょうか。特に自分のプライベートなことには敏感で、自分の意見や気持ち、本音などもできれば他人に伝えたくないのかもしれません。

ナスを選んだことは、過去に傷つけられた体験があることを表しています。無意識に自分を守ろうとしており、それが過剰に態度や行動に表れているのではないでしょうか。自分が傷つかないために、他人に干渉されることを嫌ったり、弱みを見せないでいようとするのかもしれません。

過去に傷つけられた体験を上手く消化できないでいると、現在や未来にまで深く影響してしまうことがあるでしょう。あなたは特に人に対して不信感を抱きやすかったり、自分を守るために壁を作ったりしやすいのかもしれません。しかし壁の内側では外の様子が見えないように、一歩踏み出していかないと過去の体験に囚われたままになるでしょう。すぐに壁を取り払うのは難しくても、少しずつ打ち解けていけるように努力してみてはいかがでしょうか。

4.きゅうりを選んだ人は「やや壁を作る人」

きゅうりを選んだ人は、やや壁を作る人かもしれません。あなたは自分を信じられず、あまり自信が持てない人ではないでしょうか。自分のことを否定的に捉えてしまい、悪いところばかりが目についてしまうので、人から否定されたりバカにされたりするのではないかと心配しているのかもしれません。

きゅうりを選んだことは、自己評価の低さが表れています。“私なんか”と自分を卑下するようないい方をしやすく、相手に気を遣っているように見せながら、距離を取ろうとしているのではないでしょうか。自分と親しくなったり近くにいたら迷惑が掛かると思い、自分で壁を作って離れようとしているのかもしれません。

人に対して過剰な不安を持つために、人と接する場面を回避しようとしているのかもしれません。自己評価が低いことで劣等感を抱き、余計に不安が高まってしまうでしょう。まずは人のよいところに目を向け、それと同じことが自分にもできたら、自分を認めることができるかもしれません。一歩ずつ自信や達成感を積み上げていくことで自己評価の低さが変わり、他人に対する壁を作りにくくなるのではないでしょうか。

ライター:Kazuki.W
臨床心理士、公認心理師として、みなさんの心の内側を紹介していきます。自分自身が気がついていない心の中を見ていきましょう！