「何に見える？」あなたが“家族にわかってほしいこと”がわかる心理テスト

2024.10.1

家族だからこそ、言葉にしなくても伝わることもありますが、家族だからこそなかなか伝わらないこともありますよね。言葉にして伝えれば早いですが、本当は言わずに察してほしいというふうに思っている人も結構いるはずです。あなたは家族にどんなことをわかってもらいたいのでしょうか？あなたが“家族にわかってほしいこと”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.スカート

2.ジャムの瓶

3.袖口

4.ベッド

1.スカートに見えた人は「大切にしてもらえていないこと」

図形がスカートに見えた人は、家族に大切にしてもらえていないことをわかってほしいようです。あなたは家族から大切にされていないと感じることが多いのではないでしょうか。あなたがなんでもやってくれることが家族にとって当たり前になってしまっていると、あなたは感じているかもしれません。

このタイプの人は、段取り力があり、器用で、同時にいくつものことを効率よくこなしていく力のある人でしょう。視野も広いため、自分だけではなく家族のことまで全て気を配る力がありそうです。そのため、家族が何もしなくても、あなたがどんどん動いていってしまっているのではないでしょうか。

それがどんどんあなたの家族の中では当たり前になっていて、あなたの体調が悪くても、普段通り誰も何も代わってくれないということが起こっているようです。家族に求めるよりも、あなた自身があなたを大切にしてあげることがまず大切なのかもしれません。頑張りすぎですので、家族よりも、もっと自分を大切にしてあげましょう。

2.ジャムの瓶に見えた人は「仲良く暮らしたいこと」

図形がジャムの瓶に見えた人は、家族に仲良く暮らしたいことをわかってほしいようです。あなたは家族がギスギスしているのが嫌で、もっと仲良く楽しい時間を過ごせたらいいのにと思っているのではないでしょうか。顔を合わせると喧嘩ばかり起こってしまい、うんざりしているのかもしれません。

このタイプの人は、温和で我慢強いところがありそうです。おそらくあなたが家族と揉めることは少なく、あなた以外のところで揉めてばかりいるのでしょう。あなたはむしろ仲裁役になることが多いのではないでしょうか。仲良く暮らせるよういっぱい気を遣っているのに、それがうまくいっていないようです。

喧嘩をするほど仲がいいとは言いますが、喧嘩ばかり聞かされる方はたまったものではないですよね。また仲裁をするのも、なかなかストレスが溜まります。あなたのその気持ちは言葉にして伝えてもいいものなのではないでしょうか。それでも仲良くできないのであれば、もしかしたら少し距離を取ることで、むしろ仲良くなれるのかもしれません。

3.袖口に見えた人は「自分のことは自分でできること」

図形が袖口に見えた人は、家族に自分のことは自分でできることをわかってほしいようです。あなたは家族から頼りないと思われており、あれこれと口を出されてしまっているのではないでしょうか。あなたに任せていると失敗すると決めつけられ、みんなが過干渉になってしまっているのかもしれません。

このタイプの人は、おとなしく引っ込み思案なところがありそうです。あまり自己主張もしないでしょうし、従順な方なのではないでしょうか。強く言われると拒否できず、それに従うことが多かったのかもしれません。それが当たり前になってしまい、あなたが自分で決めて自分で行動するということが制限されているのではないでしょうか。

あなたは本当は、自分のことは自分でやりたいと思っているようです。本心を押し殺して、家族の言うとおりにしているため、どうしても気持ちが鬱積していってしまうのでしょう。大喧嘩になることを避けたいのかもしれませんが、どこかのタイミングで突っぱねることをしない限り、なかなかわかってはもらえないのではないでしょうか。

4.ベッドに見えた人は「自分のペースで過ごしたいこと」

図形がベッドに見えた人は、家族に自分のペースで過ごしたいことをわかってほしいようです。あなたは家族の動きたいペースに合わせて動かざるを得ないことが多いのではないでしょうか。今日はこんなふうに過ごそうと決めていても、家族が「今日はここに行く」と決めていたら、それに従わざるを得ないと感じているようです。

このタイプの人は、マイペースでのんびりしたところがありそうです。おそらく、あまりアクティブな方ではなく、家で一日中のんびりしていても十分楽しめるのではないでしょうか。特にどこかに行きたいとか美味しいものを食べたいとかもなく、刺激的なことは求めていないようです。

ただ、あなたは家族との関係も気にする人ですので、言われると無碍に断ることができないのかもしれません。そのため、つい家族のペースに巻き込まれて、やりたくないことをして休日を過ごすことも多いのではないでしょうか。お互いに譲歩できるようなスタイルが見つかると、一番いいのかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。