1. トップ
  2. 「寝ている時に充電したままはNG」って本当?【iPhone】意外と知らない“充電”の新常識

「寝ている時に充電したままはNG」って本当?【iPhone】意外と知らない“充電”の新常識

  • 2024.6.23
undefined
写真:PIXTA

大事に使っていても、日々劣化していくのがスマホのバッテリー。少しでも今のiPhoneを長く使うためにも、バッテリーの劣化はなるべく抑えたいですよね。

バッテリーのため…と思っている行動が、実は間違っているかもしれません。

今回はiPhoneのバッテリーの最新事情について解説します。

iPhoneのバッテリー新常識

バッテリーのために良かれと思ってやっていた行動、実はもうしなくても大丈夫かもしれません!現在のiPhoneの仕様を説明します。

【1】バッテリーは0%まで使い切るのが正しい?

iPhoneやスマホのバッテリーは、40~80%の維持がベストと言われています。

0%と100%の状態はバッテリーにとってよくない状態なので、0%まで使い切る前に継ぎ足し充電をしたほうがいいですね。

【2】寝ているときに充電に繋げっぱなしは危険?

0%と100%の状態がよくないのであれば、充電したまま寝るのは危険なのでは?と思いますよね。

iPhone13以降のモデルでは、毎日の充電の傾向を学習した「バッテリー充電の最適化」により、80%まで充電するとその後の充電速度を遅らせてくれます。

iPhone15モデルでは、「バッテリー充電の最適化」に加えて「上限80%」の選択も可能です。

ですので、充電したまま寝ても問題ありません。

【3】家にいるなら充電したままでも大丈夫?

iPhoneのバッテリーが80%まで充電されると、その後は低速充電に切り替わります。100%まで充電されると自動的に停止し、95%を下回ると再び充電します。

何週間・何ヶ月もの長期間を充電しっぱなしでなければさほど気にすることもないですが、やはり95%〜100%の状態を繰り返すことになるので、気が付いたら充電器から外した方がいいですね。

iPhoneの「バッテリー充電の最適化」を設定しておこう

undefined
著者撮影

iPhone13以降のモデルであれば「バッテリー充電の最適化」は搭載されています。

iPhoneの「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」と進むと「バッテリー充電の最適化」の項目があるのでONにします。これで設定は完了です。

iPhone15モデルでは、「バッテリー充電の最適化」「上限80%」「なし」のいずれかを選択できるようになっています。

まとめ

以前は、バッテリーの0%と100%の状態を避けるため、ちょこちょこ充電しては充電器から外すのを意識していましたが、今はiPhone自体がバッテリーの最適化をしてくれます。

あまり神経質にならずとも好きなタイミングで充電しても大丈夫ですよ。


ライター:津田マリリン(@marilyntsuda
スマホ・アプリライター。Androidアプリ開発の知識を活かし、スマホやアプリの魅力を発信。

※写真はイメージです