結婚式で…友人からのご祝儀が『馬券』！？友人「外れれば0円、当たれば夢あるよ」→その後、【衝撃の結末】に唖然…

新郎新婦へのお祝いの気持ちを表すご祝儀。ご祝儀袋や包む金額にはマナーがありますが、なかには驚きのご祝儀を持参する人もいるようで…。

本記事では、新郎の友人からの「とんでもないご祝儀」についてご紹介します。

ご祝儀の中身は…

こちらのエピソードは、会社員の40代男性が教えてくれました。

5年前に挙げた私の結婚式でのことです。私は親戚や上司、友人を招いて結婚式を挙げました。

式が無事に終わり、披露宴ではゲストたちと楽しく歓談。そんななか、友人の1人がニヤニヤしながら私のところへやって来ました。

友人は「ご祝儀はいくらになるかのお楽しみ」と意味深な発言。「どういうこと？」と私が聞くと「外れれば0円だが、当たれば大きいから夢があるよ」と言います。すると、同じグループの友人たちもやって来て楽しそうにしています。

「素敵な門出なんだから当たるよ」と言う友人に、私は嫌な予感がしました。

「もしかして…」と私が言うと、友人は「そう！中身は今日の夕方に出走される競馬の馬券だから！」と何だか得意げな表情。

結婚式で隣に妻もいるなか、あまり歓迎できるものではないのですが、友人たちは楽しそうにしているしむげにはできません。当たり障りのないやり取りをして、その場を終えることに。

家に帰り、ご祝儀袋の中を確認すると、中身は確かに馬券でした。

馬券を入れた友人はギャンブル好きで、競馬場によく入り浸っていました。私の式の前にも別の友人と楽しんでおり、そのときにご祝儀に馬券を入れることを思い立ったそうです。

競馬の結果を確認すると、馬券が的中し、1万円ちょっととなりました。しかし、後日自分で馬券場まで引き換えに行かなければなりません。

結局、次の休みに引き換えに行くことにしたのですが、引き換え場所がよくわからずに迷ってしまうなど、面倒くさい手続きが必要でした。

もともとその友人を含む私たちのグループは、その友人に引っ張られる形でギャンブルをする傾向にありました。しかし、私自身は彼らに比べると参加頻度もかなり少なく、得意ではありません。

結果的には幾分換金できたので、まあ良いとしますが、色々と面倒だったので、気持ち的には普通のご祝儀にしてほしかったです。同じ金額だったとしても。

そもそもご祝儀は、新郎新婦へのお祝いの気持ちを表すものであって、渡す側が楽しむものではありません。正直、新婦の立場からすると、そういった馴れ合いはご祝儀ではなく個人的なお祝いでやってほしいと思う方が多いのではないでしょうか。

今後は同じようなことを繰り返さないよう、ご祝儀の意味やマナーについて気付いてもらえると良いですね。

提供：会社員／40代男性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています