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原作改変にブチギレた作者が師匠とノーガード殴り合いに?!SNSで心配の声も...アニメ【推しの子】

  • 2024.7.29

アニメ『【推しの子】』の第14話(第2期第3話)「リライティング」が7月17日に放送。2.5次元舞台『東京ブレイド』の原作漫画を手掛ける鮫島アビ子と、彼女の師匠である『今日は甘口で』(通称『今日あま』)原作者・吉祥寺頼子、この2人の心からのぶつかり合いが描かれ、SNSでは2人の師弟愛に多くの反響が寄せられました。

GOA脚本の舞台に感動したアクアがある行動に!

『東京ブレイド』原作者の鮫島アビ子は、脚本家GOAが書いた舞台脚本にダメ出し、脚本はアビ子自身が書き直すことに…。そんななか、黒川あかねの案内で、『東京ブレイド』が上演される劇場で初めて舞台を観たアクア。そこでGOAが脚本を手掛けた作品に衝撃を受け、GOAの実力を確信し、ある行動にでます。

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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

ビジネスカップルとはいえ、アクアと付き合っているあかね。アクアが舞台に感動し、興味を持つ姿を見て喜ぶあかねが、恋する乙女のリアクションそのもので愛らしい! SNSでも「いちいち可愛かったぞ!」「あかねのテレがかわいい」と反響が集まっていました。

吉祥寺先生とアビ子先生が本音でぶつかりあう! 

アビ子の説得を彼女の師匠・吉祥寺にお願いしようとしていたアクアですが、協力は難しく…。その代わりにアビ子宛の封筒を吉祥寺に託したのでした。

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(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会

吉祥寺がアビ子のもとを訪ねると、アシスタントなしで、一人で締め切りに追われていて…。あまりに過酷な状況を心配し、作業の手伝いを買って出る吉祥寺。共に作業を進める中で、2人は互いに本音をぶつけていきます。その様子にSNSでは「漫画家同士のノーガード殴り合い」「ガチ喧嘩」との声があがり、2人の師弟愛に「このシーン好きだわ」「めちゃくちゃ笑えて泣ける」「激アツ」「最高に面白かった」「熱と愛が溢れてた」「良い関係」と賛辞の声が並びました。

同時に「月刊でのほほんとやってる人に言われたくない」などアビ子の言葉にSNSでは、「言いすぎでは…?他の人なら言い返せない」などといった心配の声も…?

言葉の殴り合いのなかでも、プロとして仕事を全うした2人。SNSでは「口論しながらも原稿完成させるこの2人仲いいな」「感情を噴出しながらのプロの仕事は、お互いの深い信頼関係がないとできないね」「傷つき傷つけあっても、師匠の愛情は深い」「アビ子先生と頼子先生のこの本音ぶつけ合ってるシーンめっちゃいい人間って感じする」「吉祥寺先生のアビ子先生への師弟愛が凄かった」と反響の声があふれていました。

「どうしたら人とうまくコミュニケーションできますか?」と涙するアビ子に、「歩み寄りなさい」と言葉をかける吉祥寺。すると、アビ子は吉祥寺の原作漫画のドラマ化に言及、「でも私は『今日あま』のドラマ、嫌でした。先生の作品はもっとすごいのに…(泣)。好きな作品、汚されるのは絶対嫌なの…私が一番よくわかってるんです」と声を絞り出し…。

「できることならキャラには愛を持って接してほしい」とアクアたちに言っていた吉祥寺。メディアミックスに対する原作者の想いがここでも描かれ、SNSでは「原作者の作品愛やプライドがメディアミックスにおいて時には脚本家との認識の齟齬に繋がるから歩み寄り互いを知るって大切」「生み出す側の苦しみと矜持と商業的な折り合いをいかにつけるかのもがきは、どの分野にも重なる現実」という意見も。

視聴者がメディアミックスに対してふと考えさせられるような、そんなインパクトを残す回でした。

アクアから受け取った封筒には舞台のチケットが…。舞台を観に行くアビ子の姿からは“歩み寄り”を感じられ、成長も感じられました。次回の展開にも期待が高まります。

 

【推しの子】
ABEMAでは『【推しの子】』第2期を毎週水曜夜11時より地上波同時・無料最速で配信。
放送後1週間、最新話を無料で視聴できる。
[番組URL]https://abema.tv/video/title/25-240?s=25-240_s2&eg=25-240_eg0 
【(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会】


ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。

※記事内の情報は執筆時点の情報です