1. トップ
  2. メイク
  3. 橋本マナミさん実演!「40代の肌を美しく見せるコンシーラー使い」4選

橋本マナミさん実演!「40代の肌を美しく見せるコンシーラー使い」4選

  • 2024.5.8

薄づきファンデが主流の今、大人の肌に改めて必要なのはコンシーラー!進化した今どきのコンシーラーなら、アラは隠しながら厚塗り感はゼロ。お悩みカバーはもちろん、リフトアップやノーファンデ時の肌づくりまで“素肌が綺麗”を叶えるあらゆるアプローチをご紹介します。

薄づきがスタンダードの今こそ、このひと手間で差が歴然!

くもりのない晴れやかな肌でハッピーオーラ全開の笑顔に!

ブラウス¥24,200(Diagram / Diagram 表参道ヒルズ店)イヤカフ¥9,240(フル・オブ・グレイス/ ZUTTOHOLIC)

シミや影感が少ないマナミさんでも、すっぴんだとやや色ムラが。ファンデだけでもある程度は整うものの、近づくと目や口周り、頰のくすみ感が少し目立つ印象。

教えてくれたのは

千吉良恵子さんヘア・メークアップアーティスト

長年第一線で活躍。コンサバからトレンドメークまでまるで元からその顔だったかのように魅力的に仕上げる技術に、メディアや女優、著名人から指名が絶えない。

「大人にとってコンシーラーは必須アイテムと言えます。クマやシミ、赤みなどの色ムラカバーはもちろん、ハイライト効果でリフトアップも!ただ完璧に隠そうとミクロな視点になりすぎると、厚塗りになり老け見え。ファンデとパウダーをミルフィーユ状に重ねて、70%カバーを目指して。」

あらゆる悩みのカモフラに、まずはパレットを1個持っておこう!

悩みが多岐にわたる美ST世代が1つ持つなら、パレットタイプが便利。目的に合わせて自分で色を作ることができ、ファンデと混ぜて質感の調節も可能。悩みに応じた色の選び方、塗り方を、今すぐマスターしましょう♪

今回使用したのは…
左:やや硬めのテクスチャーでカバー力抜群。より深刻な悩みカバーにも。シームレス フェイスパレット 01 ¥6,490(セルヴォーク)

右:ブラシ選びも肝心!ピタッと均一に塗るには、人工毛の平筆がベスト。マルチブラシ A ¥2,970(セルヴォーク)

クマには…赤み、オレンジをプラス

① グレーの影にはオレンジが効果大
クマカバーにはオレンジ系が効果大。2 と3 を混ぜて自然な色を作ります。ブラシの面を使ってクマの上から、クマを跨ぐように少し長めに色をのせます。

② 2色の重ね塗りで完全に隠蔽!
オレンジで血色感を与えたら、上から明るい肌色をのせると自然に馴染みます。最後に少し広めに指でぼかしパウダリーファンデを重ねるのは全悩み共通。

シミには…少し暗めの色を広げて

① しっかり狙いを定めミニマムに
シミは明るいベージュでは隠れにくいので、1と2を混ぜて自分の肌よりやや暗めの色を作ります。平筆ブラシで、隠したいシミだけをピンポイントで狙って。

② 質感を合わせればすべてなかったことに
塗ったコンシーラーは、シミよりひと回り大きい範囲を目安に指でぼかします。その後、パフの先端にパウダリーファンデを少量とって押さえ、質感を整えて。

肝斑には…少し明るめの色を薄く広く

① モヤッとジミは明るい色で晴らす
広範囲にモヤッと広がる肝斑は、 1 と2を混ぜて肌よりワントーン明るい色を作ってカバー。ポイントで色をのせるより、隠したい範囲に広く塗ると自然。

② ミルフィーユ状に広め薄めを意識
馴染ませは、指の第二関節くらいまでを使って広めに。仕上げのパウダリーファンデは優しくプレスするように塗り、周りはフェイスラインまで伸ばして。

赤みには…シミカバーと同系色で

細かい赤みなら肌色でカバー
小鼻や目周りなど狭い範囲の赤みはベージュで十分カバー可能。1と2を混ぜたら赤み部分よりやや広めに色をのせ、さっと指で押さえパウダリーでフィニッシュ。

コンシーラーのQ&A

Q. 塗るのはファンデより前?後?

リキッドやクリーム、クッションファンデなら先に塗り、隠れなかったところだけにコンシーラーを。パウダリーの時は、緩めのコンシーラーでカバーした後、ファンデでプレスするように塗ると厚塗りを防げます。

Q. どの色をどう活用する?

シミはやや暗め、広範囲の肝斑はやや明るめのベージュでカバー。紫系の頑固なクマはオレンジやイエロー、赤ら顔はグリーンなど黄みを含む反対色を。

Q. 色、質感が浮かないコツは?

手の甲で混ぜたら手首の境目に極少量をのせ、色を合わせます。硬めのコンシーラーならその日に使うファンデを少し混ぜると、テクスチャーがより均一に。

おすすめのコンシーラーは他にも

パレットごとに、色調やテクスチャーに個性あり。自分に合うものを選んで。
左から:ハイライトカラー、オレンジ系、トーン違いのベージュが2 色揃って万能。アレコレ隠したい人に。トーンパーフェクティングパレット 01 ¥4,950(コスメデコルテ)油分を多く含んだなめらかな質感は、広範囲に広がる肝斑などにベストマッチ。スキン タッチアップパレットフェアトゥライト 2 ¥6,380 ※ 4/5 発売(ボビイ ブラウン)やや明るいトーンのベージュの3 色パレット。目まわりに集中する悩みに効果を発揮。クリエイティブコンシーラーe SPF25・ PA+++ ¥3,850(イプサ)

2024年『美ST』5月号掲載
撮影/岡本俊(人物)、大槻誠一(静物) モデル/橋本マナミ ヘア・メーク/千吉良恵子〈cheek one〉 スタイリスト/MaiKo yoshida 取材/大山真理子 編集/浜野彩希

元記事で読む
の記事をもっとみる