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大人が意外と解けない算数「6.12×5.7−4」→正しく計算できる?

  • 2024.6.24
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今回の問題のポイントは小数の掛け算です。

間違えやすいのはやはり小数点の位置。足し算・引き算よりも掛け算・割り算の方が難しい印象を持っている方が多いのではないでしょうか。

また、計算はなんとなくできたけど自信はあまりないという方もいると思います。

小数の掛け算の場合の小数点の位置について、しっかり復習しておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
6.12×5.7−4

どこに小数点を打つかが問題攻略の鍵です。

解説

この問題の答えは「30.884」です。

小数の掛け算をするにあたって注意しなければいけないことは以下のポイントです。

小数の掛け算の計算方法
1.いったん、小数点を無視して筆算で掛け算を計算する
2.掛ける数と掛けられる数の小数点以下の位のけた数を数える
3.2で数えた分だけ、小数点を左に移動させる

 実際に筆算をしてみましょう。まずは普通の整数だと思って筆算をします。

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掛ける数と掛けられる数はそれぞれ6.12と5.7で、小数点以下は合計三つなので、34884の一番右から小数点を三つずらします。

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これで掛け算の答えが出ました。あとは引き算をするだけです。

6.12×5.7−4
=34.884−4
=30.884

ちなみに、小数の掛け算の段階で34.884ではなく3.4884や348.84としてしまう間違いが多くあります。

しかし、掛ける数と掛けられる数の整数部分に注目してみるとそれらが間違いだと気づけるかもしれません。

それぞれ6と5ですから掛け算をすると6×5=30となります。小数が混ざっているとはいっても大きくかけ離れてしまうことはありませんので、大体30くらいかなという見当をつけることはできます。

なので、どうしても小数点の位置に迷うことがあったら、大体の目安から判断することもできます。

まとめ

小数の掛け算は大人でも間違うことが多々あります。

なんとなくの目安を見通しておくことでミスを防ぐことができますよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集:うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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