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大人が意外と解けない数学「−7−(−2)−2/5×3」→正しく計算できる?

  • 2024.6.23
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中学校で数学を習い始めてから、最初に難しく感じたところはなんでしたか?

多くの大人は、負の数の存在を挙げることでしょう。

今回は、そんな負の数を使用した問題です。

もし苦手意識があったとしても、丁寧にルールに従って計算していけば、確実に解ける問題ですので、恐れずに挑戦していきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
−7−(−2)−2/5×3

一つずつ順番に負の数を処理していきましょう。

解説

この問題の答えは「−31/5」です。

まず、かっこを外すところから始めます。しかし、かっこの前にも中にも「−」がありますね。かっこの外し方にはルールがありました。

かっこの外し方
・+(+◯)=+◯
・+(−◯)=−◯
・−(+◯)=−◯
・−(−◯)=+◯

今回の場合は、一番最後のルールが当てはまります。

なので、かっこを外して

−7−(−2)−2/5×3
=−7+2−2/5×3

となります。

続いて、掛け算・割り算を計算します。この問題の場合は−2/5×3です。

負の数×正の数なので、答えの符号はマイナスになることに注意しながら、整数を分子にだけ掛けます。

−2/5×3
=−6/5

残りは足し算と引き算ですね。

−7−(−2)−2/5×3
=−7+2−6/5

−7+2は数直線で考えると、−7から右に2進んだところですので、−5です。すると−5−6/5になりますが、これは5から左に6/5進んだところになります。

0から離れるので、答えは5と6/5を足したものにマイナスをつけた形になります。

−7−(−2)−2/5×3
=−7+2−6/5
=−5−6/5
=−25/5−6/5
=−31/5

これで解くことができました。

まとめ

今回は計算のルールをいくつか使用しましたが、どれも基本的なもので欠かすことができないものです。もしも忘れていた場合はこの機会に復習しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集:うおうお  数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。

監修:株式会社カルチャー・プロ(公式HP / インスタグラム

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「誠実なモノづくり」を信条とし、高い専門性を有する編集者が幼児から大人向けまで幅広い年代に向けての学習教材を制作する編集プロダクション。家庭や学校、塾などで日々使われている教材だけでなく各種テストや教養系の一般書などを制作。社会や教育を取り囲む環境の変化に対応するため、新しい技術にも着目し、教育業界の未来も模索しながら、下支えしている会社。社内はフラットに意見が言い合える雰囲気で、パートナー、クライアントからの信頼も厚い。


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