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大人が意外と忘れている数学「5.28×3.2+(−8)」→正しく計算できる?

  • 2024.7.5
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小学校・中学校で学習した小数の計算を正しく覚えているでしょうか。

スマホの電卓ばかりを使っていると、いざというとき自力で計算ができないかもしれません。

この記事を読んで、小数の計算を思い出しましょう。

問題

次の計算をしなさい。
5.28×3.2+(−8)

小数の掛け算と足し算の計算です。

正しい答えを求めることができるか、まずは自分自身で計算をしてみましょう。

解説

今回の問題の答えは「8.896」です。

また、途中の計算は次のようになります。

5.28×3.2+(−8)
=16.896+(−8)
=8.896

どのように計算をしたのか、詳しく解説をしていきます。

小数の掛け算

計算の順序は、まず掛け算からです。

つまり「5.28×3.2」の部分を計算します。

小数の掛け算は、基本的に次のような手順で計算します。

(1) 小数点を考えず、整数の掛け算と同じように計算する
(2) 元の数と同じ分だけ、答えの小数点を動かす

「5.28×3.2」の計算は、まずは「528×32」を考えます。

528×32=16896

次に、求める計算式の数の小数点が動いた数を考えます。

5.28→528(二桁)
3.2→32(一桁)

よって、合計三桁分、小数点を左に動かします。

16896→16.896

したがって、「5.28×3.2=16.896」です。

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足し算

掛け算の計算をしたことによって、元の式は「16.896+(−8)」となりました。

小数の足し算は、小数点の位置を揃えて足し算をします。

「−8」には小数点は省略されていますが、「−8.000」ということです。

したがって、

=16.896+(−8)
=16.896−8.000
=8.896

以上より、今回の問題の答えは「8.896」となります。

まとめ

「小数点をどのように扱うか」は、掛け算と足し算では異なります。

それぞれの計算を正しく理解していなければ、答えを求めることができません。

忘れていた方は、この機会に学び直しをしてみましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

監修:株式会社かえでプロダクション(公式HP

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「編集技術で過去と未来をつなぐ」小学生・中学生・高校生の学習用教材を執筆・編集・校正する編集専門のプロダクション。英語・算数/数学・国語・理科・社会の主要5科目のテキストやドリル、テストや模試、デジタル系の教材など幅広く制作。教材からできる教育を目指し、教育業界を支える会社。会社独自の福利厚生が充実しており、社員が働きやすい環境を整え、新しい働き方で第三者機関から認定を受けている。


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