「モバイルバッテリー」車内に放置しないで！！“今の時期に知っておきたい”安全な使い方

外出先で充電が切れそうになったときに役立つモバイルバッテリー。しかし、発火事故のニュースを見るといつ自分のモバイルバッテリーが発火しないか心配になることもありますよね？そこで今回は、モバイルバッテリーの注意事項と安全な使い方についてわかりやすくお伝えします！

モバイルバッテリーに内蔵されているリチウムイオン電池には、高いエネルギー密度、長寿命、高い出力率、軽量コンパクトなどといったメリットがありますが、必ずしも安全というわけではありません。

正しい使い方をしないと重大な事故につながる場合があります。

気軽に使用できるため、多くの方はあまり意識したことがないと思いますが、実は適切な方法や環境の下で使用する必要があります。ぜひこの機会に安全なモバイルバッテリーの使い方を学んでみてください。

高温や低温での使用や保管を避けてください。極端な温度環境はバッテリー性能を低下させ、発火などのリスクを高めます。特に夏場の自動車の車内は高温になるので、置きっぱなしにしないようご注意ください。

落下や強い衝撃を受けないように注意してください。物理的なダメージが原因で、電池がショートすることがあります。

モバイルバッテリーを水に濡れさせないため、水場の近くや高湿度の環境での使用を避けてください。使用していないときは、乾燥した涼しい場所で保管してください。

劣化が進んだバッテリーは膨張していたり、異常な発熱をする可能性があります。中古バッテリーの使用を避け、新品を使いましょう。

本体が膨らんでいたり、触れないほど熱くなっていたり何らかの異常があった場合はすぐに使用を中止してください。発火などの恐れがあります。

今回は、モバイルバッテリーの安全な使い方について解説しました。リチウムイオン電池の特性を知って、適切な使い方と保管方法で安全に長く使用しましょう！

特に、本格的に暑くなってきた今の時期は温度管理にご注意くださいね。

ライター：ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。

※写真はイメージです