インターネットで注文する際、クレジットカードを利用すると便利ですが、毎回12桁の番号を入力するのって面倒ですよね。とくに、最近普及しているナンバーレスカードだと、わざわざアプリを開いて確認しなければならず、二重の手間だったりします。そこで今回は、オンラインショップでの購入時に表示されるクレジットカードフォームで、自動的にクレジットカード情報を入力する方法をご紹介します!
「iCloudキーチェーン」を使うとクレジットカード情報をスムーズに入力できる
Safariの自動入力機能には、クレジットカード情報を自動的に入力する機能があります。「iCloudキーチェーン」と呼ばれ、自分の代わりにパスワードを記憶して自動入力してくれます。
この機能を使えば、クレジットカード入力フォームでスピーディーにクレジットカード番号を入力することが可能です。
クレジットカード情報を自動入力する
Safariでクレジットカード番号を自動入力するには、保存済みクレジットカードの中から使用したいカードを選択します。未登録の方は、まずクレジットカードを登録しましょう。
[クレジットカード情報を登録する方法]
1.[設定]から「Safari」をタップ
2.「自動入力」をタップ
3.「クレジットカード」を オンにする
4.「保存済みクレジットカード」をタップ
5.生体認証後、「クレジットカードを追加」をタップ
6.手入力もしくは「カメラで読み取る」からクレジットカード情報を入力して「完了」をタップ
なお、セキュリティコードはiCloudキーチェーンには登録できません。支払いのたびに手入力しなくてはいけないので覚えておきましょう。
iCloudキーチェーンを有効化する
次にiCloudキーチェーンを有効にします。オフの状態になっていると自動入力ができません。
[iCloudキーチェーンを有効化する方法]
1.[設定]から「Apple ID」をタップ
2.「iCloud」をタップ
3.「パスワードとキーチェーン」をタップ
4.「このiPhoneを同期」をオンにする
続けて、自動入力で保存されたIDとパスワードを自動入力するため、パスワードオプションの自動入力をオンにする必要があります。
[パスワードとパスキーの自動入力を有効にする方法]
1.[設定]から「パスワード」をタップ
2.「パスワードオプション」をタップ
3.「パスワードとパスキーを自動入力」をオンにする
セキュリティが高いので安心して使える
自分の代わりにパスワードを記憶してくれるiCloudキーチェーンを使えば、煩わしい入力の手間を省ける一方、「流出の危険性もあるのでは?」と考える方もいますが、生体認証があるので簡単にパスワードが漏れることはありません。便利な機能なので、まだ使っていないという方はぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか。
ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。
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