最近では働き方の常識が変わりつつあり、生涯で何度か転職をする人もめずらしくなくなってきました。とはいえ、転職に対する価値観は人それぞれです。あなたの転職に対する本音はどんなものでしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.横断歩道
2.線路
3.階段
4.ファスナー
1.横断歩道に見えた人は「ハードルが高い」
図形が横断歩道に見えた人の転職に対する本音は、ハードルが高いかもしれません。転職が身近になってきたとはいえ、いざ自分が転職することをリアルに想像するとハードルが高く感じてしまっているのではないでしょうか。
このタイプの人は、変化が苦手で安全志向な人かもしれません。新しい環境に慣れるまでに時間がかかるタイプなのでしょう。そのため、転職に対して良い悪いの判断はないものの、自分にはあまり向かない働き方だと思ってしまうのではないでしょうか。
転職をするとなると、場合によっては今まで築いてきた人間関係を捨て、新しい環境に一から飛び込まなければならないこともあります。変化が苦手なタイプにとってはメリットばかりではないでしょう。時代の風潮を気にしすぎることなく、自分に合った働き方を大切にしてください。
2.線路に見えた人は「個人の自由」
図形が線路に見えた人の転職に対する本音は、個人の自由かもしれません。転職に対して特別な意見や考えはないのではないでしょうか。「したい人はすれば良いし、したくない人はしなければ良いだけ」とシンプルに考えているタイプでしょう。
このタイプの人は、個人主義で、自分と相手の違いを強く認識している人かもしれません。そのため、転職にかかわらず、人の決定に他人が口出しすべきではないという思いが強いのでしょう。何事も「個人の自由」と一線を引いて、深く考えることは少ないかもしれません。
確かに、転職も人生におけるさまざまな自己決定のひとつで、他人がとやかくいうことではないかもしれません。元の職場の人間関係や、責任感から転職を悩んでいる人がいたら、あなたのさっぱりした考えを伝えてあげると助けになるのではないでしょうか。
3.階段に見えた人は「転職は甘え」
図形が階段に見えた人の転職に対する本音は、転職は甘えかもしれません。短いスパンで転職を繰り返す人を見ると、単に今いる環境から逃げたいだけの甘えではないかと感じてしまうことが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、ストイックで、責任感が強い人かもしれません。自身は多少苦しいことがあっても、すぐに投げ出さずさまざまなことを続けながら成長してきたのでしょう。安易な転職によって職場に痛手や負担がいくことへの複雑な思いもあるのかもしれません。
確かに、転職の動機やスパンによっては「転職=甘え」と思われても仕方のない働き方をしている人が一定数いるかもしれません。ですが、転職をする人の皆が皆そうではないことも忘れないでください。
4.ファスナーに見えた人は「賢い働き方」
図形がファスナーに見えた人の転職に対する本音は、賢い働き方かもしれません。転職は、能力やキャリアに応じてより良い待遇での仕事を獲得する賢い働き方だと肯定的に捉えており、自身も機会があれば積極的にチャレンジしたいと考えているのではないでしょうか。
このタイプの人は、柔軟で、割り切った考え方のできる人かもしれません。周囲の雰囲気や情といった曖昧なものに流されず、自分にとって何が最善かをその都度論理的に判断することが得意なのでしょう。転職はあなたの考え方にフィットした働き方なのかもしれません。
4つのタイプのうち、時代の流れをもっとも反映した考えの持ち主といえるでしょう。スマートで理にかなった考え方が得意なあなたは、自分にとってベストなタイミングで、ステップアップにつながる転職ができるのではないでしょうか。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!