「何に見える？」あなたは“頭が固い人か”がわかる心理テスト

2024.9.27

新しい考えや自分とは違う考えを受け入れることができず、頑なに自分が信じるものを信じ続ける人のことを頭が固い人と言います。頭が固い人というのは、自分では頭が固いという自覚がなかったりします。そのため、もしかしたらあなたも周りから、頭が固い人と思われているかもしれません。では、あなたは“頭が固い人か”探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.長靴

2.天窓

3.砂時計

4.コピー機

1.長靴に見えた人は「頭が固い人」

図形が長靴に見えた人は、頭が固い人かもしれません。あなたは自分の中にない考えを、なかなか受け入れることができない人ではないでしょうか。今まで通りの慣習のようなものを引きずっており、それとは違う新しい考え方などは、なかなか認めることができないかもしれません。

このタイプの人は、慎重で変化をあまり好まない性格をしていそうです。また、頑固さもあるのでしょう。自分の考えにそれなりの自信もあるため、なかなかその他の考えというのを受け入れることが難しいのかもしれません。聞き入れる耳自体を持とうとしないようなところもあるのではないでしょうか。

「これはこういうものだ」というような考えが自分の中にあると気づいたら、少し頭を柔らかくするチャンスかもしれません。頭の固さを解消するためには、まず自分で気づくことが大切です。もし気づくことができたら、本当にそうなのか、自分の考えに疑問を持ってみるとよいでしょう。

2.天窓に見えた人は「頭が固くない人」

図形が天窓に見えた人は、頭が固くない人かもしれません。色々な考えを受け入れていく柔軟性を持った人ではないでしょうか。自分とは違う考えも、新しい考えも、興味を持って聞くことができていそうです。そして、その考えも取り入れようとする姿勢を持つことができるのではないでしょうか。

このタイプの人は、器が大きく融通の利きやすい性格をしていそうです。あまり物事に固執することもありませんし、考えが凝り固まってしまうことも少ないでしょう。自分の考えに絶対的な自信を持っているわけでもなく、色々な人の意見を聞きたがる積極性もあるのではないでしょうか。

頭が固くないため、変化も拒みませんし、自分にはない考えも取り入れることができるでしょう。その結果、あなた自身が成長しやすく、また考えの幅もどんどん広がっていくのではないでしょうか。自分とは違った年齢層の人の考えも受け入れやすいため、年齢問わず誰とでも楽しく会話ができそうです。

3.砂時計に見えた人は「少し頭が固い人」

図形が砂時計に見えた人は、少し頭が固い人かもしれません。相手に合わせることもできる人ですので、一見それほど頭が固くは見えないのですが、根本的なところで頭の固さがあり、心の中ではあまり納得していなかったり相手の考えに批判的な気持ちになったりすることがあるのではないでしょうか。

このタイプの人は、保守的で控えめな性格をしていそうです。本当はあまり変化は好みませんし、新しい考えを取り入れることにも抵抗感を感じがちでしょう。ただ、控えめゆえに「新しい考えは受け入れない」という態度をとり続けることができず、納得していないけれども納得したふりをするようなことが多いのではないでしょうか。

家族など気楽に付き合える関係の中では、結構頭の固い部分を発揮しがちかもしれません。家族の他の意見に耳を傾けなかったり、意見を聞いても受け入れようとしなかったりするなど、少し面倒くさい感じになってしまう時がありそうです。また外で納得がいかないまま新しい考えを受け入れたりすることがストレスになり、家で愚痴を言うことも多いのではないでしょうか。

4.コピー機に見えた人は「あまり頭が固くない人」

図形がコピー機に見えた人は、あまり頭が固くない人かもしれません。あなたはどちらかというと、あまり自分の考えを持っていない人ではないでしょうか。だからこそ、新しい考えも自分とは違う考えもすんなりと受け入れることができそうです。あまりその部分に抵抗感はないのではないでしょうか。

このタイプの人は、優柔不断で流されやすい性格をしていそうです。周りに合わせて波風を立てないことを意識しているため、あまり自己主張はしないのでしょう。自分の考えを固める前に、みんなの意見を聞いてしまうため、自分がどう考えているのかわからないまま進んでいくようなこともあるのではないでしょうか。

だからこそ、頭は固くないのですが、どうしても相手によって意見がコロコロ変わってしまうようなところはありそうです。なんでも「そうか、なるほど」と受け入れてしまい、その都度そこに合わせてしまうため、もう少し自分はどう考えるかを意識するとよいかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。