大人が幼い子どもに不必要・不適切な言葉をかけてくる「声かけ事案」。略取誘拐や性犯罪に発展する可能性が高く、もちろん周囲の環境づくりや監視の目など大人が対策を練るべきことですが、防衛のために子ども本人にも伝えておいたほうが良いことがあります。
たきれい(@takirei2)さんが、X(旧Twitter)に、子どもの安全に関するアドバイスを投稿すると、5.3万いいねが集まり(2024/05/13時点)、多くの共感を呼んでいます。
ぜひお子さんに教えてあげてください。
助けてが嘘でも本当でも、その人から1メートルより離れて、他の大人を呼んでくれると嬉しいです。 pic.twitter.com/YPJEk3M0TB
— たきれい (@takirei2) May 3, 2024
不審者は、言葉巧みにさまざまな方法で近づいてきます。
知らない大人に「助けて」「手伝って」などと声を掛けられても、“その人から1メートル以上離れて、他の大人を呼ぶ”ことが重要です。
なぜなら、本当に困っている大人は、幼い子どもでは役に立たないと分かっているので、自分の困難を解消させるためには子どもの手を借りようとはしないからです。もしどうしても子どもしか近くにいない場合でも、「誰か大人の人を呼んできて!」と頼みます。
親や周りの大人が安全について話をするときは、このような実例と一緒に説明してみるといいかもしれません。
困っている大人が助けを求めるなら大人でしょ!
こちらの投稿には、さまざまなコメントが寄せられました。
本当にそう!
子供に助け求める時点で怪しいし、子供自体に助けを求めるんじゃなくて、大人の人呼んできてって言ってくると思う
これ本当に大事よね…
そもそも大人が態々子どもに助けを求めるっておかしいよね…考えたらゾッとする…
マジでこれ、娘に口酸っぱく言い続けてる
大人が本当に困ってたら子供に声かけるわけがないから、他の大人を呼んできますと答えて速やかにその人から離れなさいと
過去に同じような体験をした方も…
小学生の頃自転車乗ってて人気のない十字路のとこでどっかのオッサンが「ちょっと、ちょっと、こっち来て」って言われて
!?!?!?と思って脱兎のごとく逃げたコトある
中学の頃、突然トイレ前で腕掴まれて
手伝って、助けが必要、もれちゃうからと言われたことありまして誰か呼んでくると言ってもベタベタ触ってきて離してくれないことありました(逃げて行った)
ほんとに迫真の演技でやってくるので家族待つとかでもトイレ前に1人でいない、とにかく離れましょうね
子どもの「困っているなら助けてあげよう」という優しい気持ちにつけ込む事件。この投稿は、子どもの安全教育において非常に大切な情報でした。
心優しい子どもたちが悲しい思いをしないように、いざというときに自分で自分を守るために、ぜひ話をしてあげてください。
取材協力:たきれい(@takirei2)さん