「母の日」のプレゼントの定番と言えばカーネーション。「母の日」が近づくと、赤をはじめ、カラフルなお花がフラワー・ショップの店頭を飾ります。しかし、中にはこの定番の贈り物にケチをつける方もいるようで……。
本記事では、「母の日に義母が電話で伝えてきた驚きの文句」についてご紹介します。
初めての「母の日」にカーネーションを贈られた義母は…
こちらのエピソードは、30代の女性がくわしく教えてくれました。
これは4年前、私が結婚して初めて、義母に「母の日」の贈り物を渡した時のお話です。
はじめは、義母は夫の母親であって私の母親ではないので、「母の日」の贈り物をするのは差し出がましいかとも思っていました。しかし、せっかく嫁ぎましたし、これを機に義実家との仲も深めたかったので、その年は義母の「母の日」も祝うことにしたのです。
実母と差をつけることはしたくなかったので、予算は実母も義母も同じ。専業主婦でお金に余裕があるわけでもなかったので、プレゼントは実母と義母で色違いのカーネーションにしました。
郵送でプレゼントをしたところ、義母から夫にすぐ電話が入りました。夫に電話をかわってもらったところ、義母は「『母の日』のプレゼントをありがとう」とお礼を言ってくれたのですが……その後が問題でした。
「ねえ、これってあなたの実家のお母さんと同じプレゼント?」
唐突に義母がそんなことを聞いてきたのです。意図がわからず、「そうですよ。お花の色は違いますが、どちらのプレゼントもカーネーションです」と私が答えると、義母は「は~」とこれみよがしに溜息をつきます。
「お母さんはなんて仰ってた? 『こんなもの』で満足なさってた?」
溜息だけでなく、チクチクと嫌味まで! 私の実母も「当然カーネーションごときで満足していないだろう」と言いたげな皮肉です。
「実家の母は『母の日は感謝の気持ちがこもっていればどんなプレゼントでも素敵だし、今は専業主婦でお金のやりくりも大変なのに、プレゼントを買ってくれてありがとう』と喜んでくれましたよ?」
腹が立ったのでそう言い返したのですが、義母は怯みません。
「私はカーネーションなんかより、もっとちゃんとした『モノ』でプレゼントが欲しかったんだけどねぇ。花ではないなにかにしようとは思わなかったの?」
そう、いつまでもタラタラと文句を言っていました。もうその件については説明しているんですが。挙句の果てに、なぜか義妹が義母にあげた母の日のプレゼントのお金を一部支払わされることになってしまい……。
私からのプレゼントでは文句があるようなので、義母にははっきりと「来年からはプレゼントはないものと思ってください」と告げました。
それでも義母は毎年、「今年の『母の日』はこれをプレゼントしてね」なんて催促してくるのです。話が全く通じません。
私は私の母にプレゼントをしますので、義母には実の息子である夫がプレゼントすればいいと思います。
嫌味に負けない姿勢が見事!
お嫁さんが初めて「母の日」にプレゼントしてくれたカーネーションに皮肉を言ってくるとは、困ってしまいますね。
お義母さんの嫌味に屈せず、「実家の母は喜んでくれました」「もう何もプレゼントしない!」と伝えたいことをしっかり言い返している投稿者さんの姿勢が素晴らしいですね。
こういった、わがままとしかいえないようなことを受け入れ続けるのは苦痛ですし、誰が相手でも言いたいことをはっきり言うという姿勢、ぜひ見習いたいものです。
提供:30代女性
※この記事では媒体で募集し集めた体験談を掲載しています