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7年前の新幹線で…妊娠中、『喫煙ルーム』の近くで金髪男に絡まれる!?「どこまで乗るの?」→直後、男の“衝撃発言”に大感謝

  • 2024.5.9
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

現在は分煙が当たり前ですが、昔は喫煙場所に制限はほとんどなく、道路やお店、公共交通機関などでもタバコが吸えるようになっていました。今では考えられないことですよね。

本記事では、とある妊婦さんが新幹線でかけられた「金髪のお兄さんの予想外のひと言」についてご紹介します。

喫煙ルームの近くの席で…

こちらのエピソードは、専業主婦の30代女性が教えてくれました。

 

これは、7年ほど前に妊娠中だった私が新幹線車内で体験したことです。

その日は、親戚の法事のため、1人で新幹線に乗っていました。妊娠中だったため指定席をとったのですが、大型連休と重なっていたことから席を選べず、喫煙ルームのすぐ近くの席になってしまいました。

喫煙ルームの扉と車両ごとに分けられた扉はあるものの、混雑しており人の往来も激しい車内。何度も扉が開き、その度にタバコの臭いがしてきました。

あと数駅だから…と顔を伏せて我慢することに。すると「ちょっと」と男性の声が聞こえました。

顔を上げると金髪の若いお兄さんが立っています。何かしてしまったのだろうかと不安になっていると、男性は「お姉さん、どこまで乗るの?」と聞いてきました。

おそるおそる「〇〇駅までです」と2駅先の駅名を答えると、男性からは「僕は、3駅先の△△駅までだから、席替えてくれない?ここはタバコ臭いし」とまさかの発言が!

男性の席は後ろ側で喫煙ルームからは離れています私がつらそうにしているのに気づき、席の交代を申し出てくれたのです!

それから男性は、席を替えてくれただけでなく、混み合った車内での移動が大変ななか、荷物も運んでくれました。男性のおかげで私はタバコの臭いから開放され、具合が悪くなることもありませんでした。

降りる際、直接お礼を伝えたかったのですが、混んでいたため叶いませんでした。しかし、降りた駅のホームから車内を見てみると、先ほどの男性が手を振ってくれていました。

あの男性には感謝しかありません。

その後、まだこのときのような場面に遭遇できていませんが、あの方からしていただいたことを私もいつか誰かにできたらなと思っています。

新幹線の喫煙ルームが廃止されたというニュースを見て、最近あの方のことを思い出しました。

新幹線は全面禁煙に

2024年3月に、東海道、山陽、九州新幹線の車内に設置されていた喫煙ルームが廃止されました。これにより、国内のすべての新幹線が「全面禁煙」となりました。

2003年に施行された「健康増進法」により、受動喫煙を防ぐ努力義務が課せられたことで、分煙が当たり前になった現代。新幹線の全面禁煙も時代の流れなのかもしれません。

それにしても、妊婦さんを気遣った男性の行動は素晴らしかったですね。また、その男性から受けた行為をほかの人にしてあげたいという投稿者さんも素敵ですね。そんな周りを気遣った優しい振る舞いが広がっていけば、さまざまな人が過ごしやすくなるでしょう。



提供:専業主婦/30代女性

※この記事では媒体で募集した体験談を掲載しています