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大人が意外と間違える算数「4.8÷8」→秒で解ける?

  • 2024.5.23
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今回は、大人が間違えやすい問題です。

四則演算の割り算で簡単そうな計算式ですが、小数が出てくると正答率がぐんと下がってしまいます。

しかし、ポイントさえ押さえれば小数を含む割り算も怖くありません。

この機会に正しい計算方法を思い出して、間違えずに計算できるようにしておきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
4.8÷8

割られる数が小数になっています。

小数点の位置に気をつけて!

解説

この問題の答えは「0.6」です。

小数を含む割り算では、小数点の位置に注目しなければなりません。

小数点:整数の部分と0より小さい部分を区別するための点(例 4.8の4と8の間の点)

まず、基本的な割り算の考え方を復習しましょう。割り算とは、ある数(割られる数)を別の数(割る数)で分けることです。

例えば、

48÷8=6

は、48を8で分けると6になることを示しています。

4.8は小数ですが、基本的な割り算の方法は同じです。ただし、小数点の位置に注意する必要があります。

小数点の位置を操作しやすくするために、小数を整数に変えて計算します。

4.8を整数に変えるには、10を掛けて48にします。ただし、同時に結果も10分の1にする必要があります。

48÷8=6
6÷10=0.6

先ほどの手順で10を掛けたので、結果を10分の1に戻す必要があります。つまり、6を10で割ります。

したがって、4.8÷8の答えは0.6です。

まとめ

小数を含む割り算は、大人でもふとしたときに計算方法が分からなくなりがちです。小数であるから小数点が必要なこと、割る数と割られる数の大小関係にきちんと注目して計算することを忘れなければ大丈夫です。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つこともございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


文・編集(監修):うおうお
 数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


四則演算の基本を見直してみましょう!

大人が意外と解けない「48÷6÷2=?」→ 四則演算に対する解説
大人が意外と解けない「48÷6÷2=?」→ 四則演算に対する解説