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大人が意外と間違える算数「2×3/7」→秒で解ける?

  • 2024.5.15

 

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学生のとき頻繁に見た分数問題ですが、社会人になってから出くわすことはあまりないでしょう。

久しぶりに分数の問題を目の前にして、解き方を覚えていますか?

今回は、基本的な分数の掛け算問題に挑戦してみましょう。

問題

次の計算をしてください。
2×3/7

まずは、整数を分数に直すところからはじめましょう。

解答

答えは「6/7」です。

パッと見て、すぐに計算方法を思いつきましたか?

ポイント

この計算問題を解くためには、分数における掛け算の仕組みを思い出す必要があります。

分数では、上の部分を「分子」、下の部分を「分母」と呼びます。

分数×分数の掛け算では、分子同士、分母同士を掛けます。

例:2/3×1/5=(2×1)/(3×5)

このルールは、今回のような整数×分数の掛け算問題でも通用します。

コツは、整数を分数として表現することです。

1は1/1、2は2/1、3は3/1というように、整数の場合は分母が1の分数に直して計算します。

では、2×3/7の「2」を、分数の形に直してみましょう。

2=2/1

すると、2/1×3/7となり、分数同士の掛け算になります。

「分数×分数の掛け算では、分子同士、分母同士を掛ける」というルールを当てはめると…

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2/1×3/7=(2×3)/(1×7)
=6/7

これで、正解にたどり着きましたね。

まとめ

今回は、整数×分数の問題に挑戦しました。

問題を見た瞬間に、計算方法が分かったでしょうか?

簡単な計算でも大人になるとやり方を忘れてしまった、ということは誰にでも起こりえるもの。

思い出すためには、クイズ感覚でいろいろな計算問題に挑戦してみると良いですよ。



文:編集(監修):VY

数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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