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大人が意外と間違える算数「6+8×6÷8-6」→正しく計算できる?

  • 2024.5.31
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四則演算が混ざった計算式は、計算の順序に気をつけなければいけません。

計算の順序を間違うと、計算結果も間違えたものになってしまいます。

問題に挑戦し、正しい理解ができているか確認をしましょう。

問題

次の計算をしなさい。
6+8×6÷8-6

足し算・引き算・掛け算・割り算がすべて含まれた計算です。

どの順に計算するかに注意をしましょう。

解説

今回の問題の答えは「6」です。

また、途中の計算式は次のようになります。

6+8×6÷8-6
=6+48÷8-6
=6+6-6
=12-6
=6

四則演算の混ざった計算は、次の順で計算しなければいけません。

(1)掛け算・割り算の計算
(2)足し算・引き算の計算

今回の問題では、「8×6÷8」の部分を優先して計算するということになります。

これを左から順に計算して
8×6÷8
=48÷8
=6
と計算ができます。

すると、計算式は「6+6-6」となります。

こちらも左から計算して
6+6-6
=12-6
=6
と計算しました。

計算の順序は、基本的には前述した通りですが、「掛け算と割り算」「足し算と引き算」では、それぞれの優先順位は同じなので、順序を変えることが可能な部分もあります。

例えば、「8×6÷8」の中で順序を変えて「8÷8」を先に計算しても、答えは「6」になります。

「6+6-6」の中で順序を変えて「6-6」を先に計算しても、答えは同じ「6」となります。

元の計算式を
6+(8×6÷8)-6
とカッコを付けて考えると、優先順位、入れ替え可能な部分が分かりやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

このような基本的な計算法則も、電卓ばかり使っていると忘れてしまいます。

いざというときに間違えないように、普段から計算の練習をしましょう。繰り返し計算練習することで、習得することが可能です。

※当メディアでご紹介する数学関連の記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまで一例としてのご紹介に留まることをご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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