1. トップ
  2. 大人が意外と間違う算数「8×8+8-8+8÷8」→5秒で解ける?

大人が意外と間違う算数「8×8+8-8+8÷8」→5秒で解ける?

  • 2024.5.1
undefined

 

計算自体は簡単なのに、意外と間違う大人が続出する問題です。

計算の基礎ともいえる内容なので、計算するうえでのルールを思い出しやってみましょう。

問題

次の問題を解きなさい。
8×8+8-8+8÷8

この問題は「四則演算」といい、+、-、×、÷の全ての計算記号が使われています。

四則演算で重要なのは計算する順序です。

忘れている方も多いので、この機会に確認しておきましょう。

解説

答えは「65」

思い出して欲しい計算順序はこちらです。

四則演算の計算順序
1・掛け算・割り算
2・足し算・引き算

計算順序に従って問題を解いてみましょう。

掛け算・割り算を先に計算しなくてはならないので、先に計算するのは「8×8」と「8÷8」の部分ですね。

それぞれ「64」と「1」になります。

ここまできたらあとは簡単な足し算と引き算の計算です。

8×8+8−8+8÷8
=64+8-8+1
=72-8+1
=64+1
=65

簡単な計算にする工夫

次の問題を解きなさい。
8×8+8-8+8÷8

計算の順序を思い出せたら、どこか工夫できないか見返してみましょう。

すると、計算式の途中に「8-8」があり、この部分の計算が省略できることに気が付きます。

しかし、あくまでも計算順序は守らなければいけませんから、「8-8」の前後が×や÷になっていないかどうかを確認してから計算しましょう。

工夫して計算すると

8×8+8-8+8÷8
=8×8+8÷8
=64+1
=65

計算式の順序が理解できれば、簡略化する工夫もできるようになります。

まとめ

計算順序は大人になってからの方が忘れやすいものです。完全に忘れてしまう前に確認しておきましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


 文・編集(監修):うおうお  
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。


もう一問挑戦!「7+7÷7+7×7-7」→正しく計算できる?

大人が意外と間違える算数「7+7÷7+7×7–7」→正しく計算できる?
大人が意外と間違える算数「7+7÷7+7×7–7」→正しく計算できる?