失敗を活かせる人はミスやつまづきを糧にどんどん成長していくことができます。一方、失敗を活かせない人は、同じミスを繰り返すことで、周囲からの印象も悪くしてしまうでしょう。では、あなたは失敗を活かせる人でしょうか?心理テストで探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.目覚まし時計
2.ペットボトル
3.ドア
4.柔軟剤
1.目覚まし時計に見えた人は「あまり失敗を活かせない人」
図形が目覚まし時計に見えた人は、あまり失敗を活かせない人かもしれません。失敗から何かを得たり、学んだりすることが比較的苦手で、同じミスや過ちを繰り返しがちなのではないでしょうか。
このタイプの人は、感覚人間で、深く考えることが苦手な人のようです。物事を判断する際は、思考よりも直感を優先することが多いのではないでしょうか。物事の分析が苦手なため、失敗の原因や背景がわからないまま過ぎていくことが多いのかもしれません。
失敗を活かすためには、なぜそれが起きたのか、自分なりに理解できていることが大切です。そのためには分析が必要ですが、難しく考え過ぎることはありません。過去の失敗の共通点を考えてみるだけでも気付くことがあるのではないでしょうか。
2.ペットボトルに見えた人は「やや失敗を活かせる人」
図形がペットボトルに見えた人は、やや失敗を活かせる人かもしれません。失敗から何かを得たり、学んだりすることが比較的得意で、同じミスや過ちを繰り返すことは少ないのではないでしょうか。
このタイプの人は、堅実で慎重な人のようです。安全で無難な道を行くことが多いため、そもそも失敗すること自体が少ないのではないでしょうか。それでも失敗したときには絶対に同じ轍を踏まないよう、意識して気を付けるタイプでしょう。
同じ失敗を繰り返さない人は、失敗を活かしている人といえるでしょう。失敗には、自分ならではの思考や行動の癖が絡んでいることがあります。ゆえに、過去の失敗と同様の場面こそ、あなたのように、いつも以上に気を付けようとする意識を持っておくことが大切でしょう。
3.ドアに見えた人は「失敗を活かせる人」
図形がドアに見えた人は、失敗を活かせる人かもしれません。失敗から何かを得たり、学んだりすることが得意で、同じミスや過ちを繰り返すことはほとんどないのではないでしょうか。
このタイプの人は、自分のことをよく理解できている人のようです。自分の思考や行動のクセをよく把握しており、陥りやすい失敗もわかっているのでしょう。ゆえに、意識的に思考や行動の幅を広げ、一つに偏らないものの見方ができるのではないでしょうか。
失敗を繰り返さないためには、失敗を引き起こした思考や行動を理解し、同様の場面で別の動きができることが大切です。あなたの場合、失敗の分析と、別の思考や行動の実践の両方が上手く機能しているのではないでしょうか。
4.柔軟剤に見えた人は「失敗を活かせない人」
図形が柔軟剤に見えた人は、失敗を活かせない人かもしれません。失敗から何かを得たり、学んだりすることが苦手で、同じミスや過ちを繰り返してしまうことが多いのではないでしょうか。
このタイプの人は、思考の幅が狭く、一度浮かんだ考えの修正が難しい人のようです。そのため、同様の場面で、それが過去に失敗につながっていたとしても、毎回同じ思考や行動をとってしまうのではないでしょうか。
失敗を繰り返さないためには、同様の場面で今までと違った行動をとることが重要です。そのためには思考の幅を広げることが大切になるのではないでしょうか。さまざまな人と会ったり、書籍を読んだりして、今の自分にはない考え方に触れてみてはいかがでしょう。
ライター:Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います!