「あれ?なんで涙が滲んでしまっているんだろう」と思うことってありませんか?すぐに涙腺が緩んでしまう涙もろい人もいますが、普段はそうでもないのに、何かしらのきっかけで涙もろくなってしまう人も結構いるものです。では、あなたは自分がどういうときに涙もろくなっているか知っていますか?あなたが“涙もろくなる瞬間”を探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.スイカ
2.バッグ
3.かまぼこ
4.弓
1.スイカに見えた人は「子どもたちの頑張りを見た瞬間」
図形がスイカに見えた人は、子どもたちの頑張りを見た瞬間、涙もろくなってしまうのかもしれません。あなたの場合、大人が頑張る姿を見ても、それほど涙が滲むことはありませんが、それが子どもになると、急に涙腺が緩み始めてしまうのではないでしょうか。入学式や運動会、発表会など真剣な顔で子どもたちが何かに取り組む姿を見ると目が潤んでしまいそうです。
このタイプの人は、優しく面倒見のよい性格をしていそうです。子ども好きという人も多いのではないでしょうか。だからこそ、子どもがいると、つい視線を向けてしまうようなところがありそうです。小さな体で、一生懸命手を振って先生の後ろを歩いていたり、緊張した面持ちでゴールに向かって走っていたり、そういうのを見るだけで目頭がじんわりと熱くなってしまいがちでしょう。
子どもに限定されるのは、おそらくあなたの中で、成長を感じているからではないでしょうか。まだ生まれてそれほど経っていないのに、こんなことができるようになっているんだというところに感動する気持ちもあるのかもしれません。そういった思いを感じつつ、子どもたちの頑張る姿を見て涙が滲んでいそうです。
2.バッグに見えた人は「逆転劇を見た瞬間」
図形がバッグに見えた人は、逆転劇を見た瞬間、涙もろくなってしまうのかもしれません。あなたの場合、特にスポーツなどで、最後の最後に逆転劇が起こると、涙腺が緩んでしまいがちなのではないでしょうか。勝った方の気持ちと負けた方の気持ちを同時に感じ、とても複雑な思いで涙を浮かべていそうです。
このタイプの人は、情熱的でのめり込みやすい性格をしていそうです。おそらくスポーツ観戦などをするときも、かなり気持ちが入り込んでしまいがちなのではないでしょうか。応援にも熱が入るでしょうし、まるで自分がその場にいるかのような一体感を感じていることが多そうです。
そんな中で逆転劇が起こると、あなたは一気に脱力し、それと同時に涙腺も緩んでしまうことが多いのではないでしょうか。自分でもよくわからない状態で涙が出てきてしまい、感情のバグが起こったような感覚を覚えてしまうでしょう。応援している方が勝っても負けても、涙がこぼれてしまうことが多そうです。
3.かまぼこに見えた人は「愛情を感じた瞬間」
図形がかまぼこに見えた人は、愛情を感じた瞬間、涙もろくなってしまうのかもしれません。あなたは現実場面でも、映画やドラマなどであっても、強い愛情を感じた瞬間に涙腺が崩壊してしまうことが多いのではないでしょうか。感動で涙もろくなるパターンが多いかもしれません。
このタイプの人は、おそらく元々涙もろいところがある人でしょう。他の人が泣いていなくても、あなただけは涙を流しているなんてことがありそうです。ただ、とりわけ愛情を感じた瞬間は、特に涙もろくなってしまいがちなのではないでしょうか。気持ちが弱っているときに優しくされたりすると涙が滲んでしまうでしょうし、家族愛などを描いた映画などは涙腺が壊れたようになりそうです。
感激屋さんですので、悲しくて泣くよりは感動したり嬉しかったりして泣くことが多いかもしれません。周りからは大袈裟だと言われてしまうかもしれませんが、あなた自身涙を止めることは難しく、ついつい涙が滲んでしまうのでしょう。たとえ仕事中であっても、愛情を感じる瞬間に出くわせば、涙目になるような熱い心を持った人ではないでしょうか。
4.弓に見えた人は「他人が本気を出している姿を見た瞬間」
図形が弓に見えた人は、他人が本気を出している姿を見た瞬間、涙もろくなってしまうのかもしれません。あなたは他人が何かに対して本気で取り組む姿を見ると、涙腺が緩んでしまうのではないでしょうか。真剣な表情や、一生懸命練習を重ねてきたことがわかるような仕上がりに感動して涙が出てしまうことが多そうです。
このタイプの人は、ストイックで頑張り屋なところがある人でしょう。おそらく、あなたはその人が本気でやっているのかそうでないのかを見分ける力があるのではないでしょうか。どれだけ仕上がりがよくても、本気を出していないものには涙が出ませんし、たとえ仕上がりがイマイチでも本気で頑張っているものには涙がこぼれてしまうでしょう。
ストイックではあるものの、あなたは結果よりも過程を重視するところがあるのではないでしょうか。結果の大切さは十分承知の上でしょうが、そこに至るまでにどんな気持ちで立ち向かったかを大切にしているようです。だからこそ、本気を出しているのだと感じると、感動し、涙もろくなってしまうのかもしれません。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。