「何に見える？」あなたが“知らないうちに傷つけている人”がわかる心理テスト

2024.8.19

自分ではそんなつもりはないのに、何気なく言った言葉で相手が傷ついてしまうことは結構あるものです。しかし、他人のことを積極的に傷つけたいなんて人は、そんなにいないはずです。できれば、誰のことも傷つけたくないですよね。では、あなたが“知らないうちに傷つけている人”は誰なのか、探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ポリバケツ

2.パーテーション

3.並んだ本

4.プリーツスカート

1.ポリバケツに見えた人は「同僚」

図形がポリバケツに見えた人は、知らないうちに同僚を傷つけているかもしれません。あなたが言った言葉で、なんとなく傷ついてしまっている人がいるのではないでしょうか。あなたにとっては、必要があって言ったことなのかもしれませんが、相手はその言葉をうまく受け止めきれないのかもしれません。

このタイプの人は、真面目で真摯な性格をしていそうです。おそらく仕事に対して一生懸命ですし、それ相応に努力をしている人なのでしょう。与えられた仕事をただやるのではなく、あなたなりのポリシーを持って仕事と向き合っているのではないでしょうか。だからこそ、きちんと仕事をしない人に対して、色々と思うところがあるのかもしれません。

そういう同僚に対して、叱咤激励するつもりで言った言葉や、もう少し成長してほしいという願いを込めて言った言葉が、相手の心を傷つける可能性があるのではないでしょうか。あなたのそういう言葉をしっかりと受け止められる人は成長できるでしょうが、中には繊細すぎて、受け止めきれない人もいるはずです。少し面倒かもしれませんが、伝え方の工夫が必要なのではないでしょうか。

2.パーテーションに見えた人は「家族」

図形がパーテーションに見えた人は、知らないうちに家族を傷つけているかもしれません。あなたが言った言葉で、なんとなく傷ついてしまっている人がいるのではないでしょうか。あなたは良かれと思って指摘してあげたのかもしれませんが、相手はその言葉によって、傷ついてしまったのかもしれません。

このタイプの人は、遠慮深く外で気を遣う性格をしていそうです。その分、家族に対しては遠慮がなく、思ったことがあればそのまま口に出してしまいがちなのかもしれません。他の人になら気を遣って言わないようにするようなことでも、家族に対してはストレートに言ってしまうことがあるのではないでしょうか。

そういう、家族に対して悪いところを指摘する言葉が、真っ直ぐ家族の心に突き刺さってしまった可能性があるかもしれません。家族ですので、その場で言い返したりして、喧嘩になったりするのではないでしょうか。ただ、あなたが思っている以上に家族が傷ついている可能性があるかもしれません。他人と同じくらい家族に対しても伝え方への配慮があると良いのではないでしょうか。

3.並んだ本に見えた人は「パートナー」

図形が並んだ本に見えた人は、知らないうちにパートナーを傷つけているかもしれません。あなたが言った言葉で、なんとなく傷ついてしまっている人がいるのではないでしょうか。あなたはお互いの信頼関係を過信して、少し冷たいことを言ったのかもしれませんが、相手はその言葉によって深く傷ついてしまったのかもしれません。

このタイプの人は、しっかり者で器用な人でしょう。だからこそ、自信もありますし、どちらかというとパートナーに対しても自分の方が優位だという無意識の感覚があるのではないでしょうか。そのせいで、時折パートナーのことを馬鹿にしたような発言をしてしまっていることがあるのかもしれません。

そういう、パートナーを見下したような言葉が、パートナーの自信のなさを刺激してしまっているのかもしれません。いつも言っていることだから大したことはないと思っているかもしれませんが、その傷はじわじわと積み重なっている可能性があります。時折パートナーのことを尊重しているときちんと言葉で伝えることも必要なのではないでしょうか。

4.プリーツスカートに見えた人は「友人」

図形がプリーツスカートに見えた人は、知らないうちに友人を傷つけているかもしれません。あなたが言った言葉で、なんとなく傷ついてしまっている人がいるのではないでしょうか。あなたは調子に乗って面白おかしく言っているだけかもしれませんが、その言葉が友人の痛いところをしっかりと突いてしまっていることが多いのかもしれません。

このタイプの人は、お調子者で明るい人でしょう。ムードメーカー的なところもあり、みんなを盛り上げようと頑張りがちなのではないでしょうか。その盛り上げようとする過程で、誰かのことをいじってみたり、言ってほしくない過去のエピソードを披露してしまったりすることがあるのかもしれません。

そういう、あなたにとってはただいじっているだけの発言が、友人の心を傷つけているのかもしれません。その場では一緒に笑ってくれていても、家に帰って落ち込んでいる場合もありそうです。あまり他人をいじる発言は、友人であってもおすすめはできませんが、もしそうするのであれば、相手の表情をきちんと見た方が良いのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします。