「少しでも安くしたい…」料金を抑えて旅行する方法を《旅のプロが教えます！》

2024.5.9

こんにちは。トラベルライターのけんちょです。

これまでの旅行経験は国内全47都道府県、海外は26カ国。連休やまとまった休みが取れそうになると、「次はどこに行こうかな…」と予定を立てて各地を旅してきました。

とはいえ、旅行するとなると交通費や宿泊費、観光費など、少なくないお金がかかってしまうというもの…。そこで今回は暇さえあれば旅行しがちな筆者が少しでも旅行を安く楽しむコツについて紹介したいと思います。

何より簡単なのは、オフシーズンを狙うこと

旅行の出費は大きく分類すると、現地までの交通費と宿泊費、そして現地で使う費用の3つに分けられます。特に交通費と宿泊費は出費の中でも大きなウエイトを占めますよね。

この交通費と宿泊費に関しては、新幹線などの原則、固定運賃のものを除き、“ダイナミックプライシング”といって需要に応じて価格が変動する仕組みを取り入れられていることが多いです。例えば、交通費であれば航空券や高速バスの料金、宿泊費であればホテルの宿泊料金などがこれにあたります。

つまり、大原則としてお盆や正月、GWなどの大型連休を避けること、そして日程に余裕があるのであれば、3連休や土日ではなく平日を利用して旅行に出かけることで、交通費と宿泊費については大きく節約することができますよ。

会社員の方で平日の真ん中に旅行することが難しいという方であっても、金曜日か月曜日のどちらかで有給を取って、1日ずらすだけでも金額が変わることがありますので、まずはオフシーズン・オフピークを狙うというのが旅行費用を節約する上で鉄則なのです。

早めに旅行を計画して予約する

交通費と宿泊費については旅程のギリギリではなく、早めに予約するというのもポイントの1つです。

例えば飛行機の場合、各社ともに早割プランを展開していることが多く、早く予約するだけで通常運賃よりも安く搭乗することができます。新幹線も乗車する区間によっては早めの予約で「お先にトクだ値」という割引運賃を適用できる場合があり、最大30%OFFで新幹線に乗車することができたりします。

ホテルについては、宿泊先によってまちまちですが、宿泊日の14日以上前や30日以上前のみ選択できる割引の予約プランが展開されていたりと、早めに旅程を決めて早めに予約するというのも旅行を安く楽しむためのポイントです。

各予約サイトをチェックする

ホテルの予約に関しては、各オンライン予約サイトを一通りチェックするのもポイント。利用する予約サイトによって宿泊金額が異なるほか、Aのホテルであればこちらの予約サイトが安く、Bのホテルであれば別の予約サイトの方が安いなんてこともありますので、宿泊するホテルに応じて公式サイトとオンライン予約サイトを一通り調べてみることをおすすめします。

またオンライン予約サイトの中でも、例えば楽天トラベルでは、「0」と「5」のつく日は対象ホテルが割引になったり、Booking.comでは、複数回予約すれば以降の予約が優待されたりと各サイトごとに特色があります。こうしたサイトごとの特徴を掴んでおくことも大切です。

一方で航空券についてはスカイスキャナーという世界中の予約サイトの中から航空券を一括検索できるサイトと、各航空会社の公式サイトのセール情報を確認しておけばOKです。

【番外編】海外旅行ではクレジットカードも節約のポイント

これは海外旅行限定の節約術となりますが、クレジットカードを効果的に活用することも旅行の出費を抑えるコツの1つ。

海外旅行においては加入必須の旅行保険ですが、一部のクレジットカードには旅行保険が自動付帯されているものがあり、こうしたカードを持っておくことで、保険料をまるまる抑えることができます。

また日本円と現地通貨を両替するときにかかる手数料についても、クレジットカードを利用した現地ATMでのキャッシングの手数料の方が割安となることが多いです。さらに両替所を探したり、レートを計算する手間を省けたりと、クレジットカードを活用することで、多少ではあるものの便利かつお得に旅することができますよ。

出費を抑えて旅行を楽しんでみて！

1回あたりの旅行の金額を抑えることができれば、旅行の頻度を増やしたり、あちこち訪れたりすることができるというもの。また絶対にかかる交通費や宿泊費が抑えられれば、現地でちょっとした贅沢にお金を使うこともできますよね。

今回紹介した旅の節約術もぜひ取り入れつつ、出費を抑えて楽しい旅行時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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ライター：けんちょ（Instagram/Webサイト）
会社員/フォトグラファー。学生時代に友人に誘われたことがきっかけで、初海外でアメリカ横断へ。これまでに見たことのない景色や、全く違う文化や価値観に衝撃を受け、気がつけば旅にどハマり。訪問国数26カ国ほど。訪れた魅力的なスポットはInstagramで発信中。現在は都内IT企業に勤務しつつ、毎週のように大好きなサウナに訪れ、お財布と海外旅行欲を充電しています。