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“上にスライド”してない?→実はNG!【iPhone】アプリの強制終了が“バッテリー節約”にならない理由

  • 2024.5.3
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「バッテリーを消費するからバックグラウンドで起動しているアプリは強制終了したほうがいい」と聞いたことがありませんか?多くの方がこれを聞いて強制終了をしていたと思いますが、実はコレは過去の情報なんです。現在は、バッテリーに負荷がかかってしまうため、むしろやってはいけない行為。
そこで今回は、なぜアプリを強制終了してはいけないのか詳しく解説していこうと思います!

アプリの強制終了とは?

アプリの強制終了とは、バックグラウンドで動いているアプリを完全に終了させる操作のこと。
かつてはバッテリーに負荷をかけないようにするアプリを強制終了していたと思いますが、現在は真逆で、むしろバッテリーの劣化につながるやってはいけないNG行為に該当します。


[iPhoneアプリを強制終了する方法](ホームボタンなし)
1.画面下側を上にスワイプ

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画像:筆者撮影

2.アプリスイッチャー画面が表示されるので、アプリを画面上方向にスワイプ

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画像:筆者撮影

アプリの強制終了がいけない理由

いままでよかったとされていた行為が、なぜNGになってしまったのか気になりますよね。順を追って解説していきたいと思います。

1.アプリ起動時が最も電力を要する

初期型のiPhoneはアプリをバックグラウンドで起動させておくと電力を消費していましたが、性能が向上した現在のiPhoneでは、アプリが待機状態でも消費する電力はわずか。起動しているといっても休眠状態のため、わざわざアプリを完全に停止する必要がありません。

むしろアプリを起動するほうが電力をより多く消費してしまうので、バックグラウンドで起動させておいたほうが電力の節約につながります。

2.アプリに不具合が生じる可能性がある

アプリを強制的に終了すると、通知機能に不具合を起こすおそれがあります。LINEの通知設定画面には、通知の遅れや受信できなくなるかもしれないというアナウンスがされています。

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画像:筆者撮影

基本的にアプリは強制終了する必要なし

今回は、iPhoneアプリの強制終了について解説しました。習慣でアプリを強制終了している方がいるかもしれませんが、現在のiPhoneでは必要ありません。知らなかったという方はぜひ「強制終了をしない」を心がけてみてください!


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。