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「この予測変換見られたくない…」→消せるよ【iPhone】入力履歴を“リセット”する方法

  • 2024.4.22
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写真:PIXTA

iPhoneで文字を入力する際に重宝する予測変換機能。過去に入力して変換した単語をAIが学習して予測変換として表示してくれる機能ですが、間違えて入力してしまった単語も覚えてしまい、そのたびに表示されてしまう…なんてことありますよね。そこで今回は誤った文字が表示された単語を削除する方法についてご紹介したいと思います。

予測変換機能とは

iPhoneに搭載されている予測変換とは、文字を数文字入力するだけで関連するワードや文章を表示する機能のこと。使用頻度が高い語句を表示するだけでなく、ユーザーの入力パターンに基づいてAIが学習して候補を表示します。

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画像:筆者撮影

試しに「東京」と入力してみると、その後に続く語句が予測変換に候補として表示されました。わざわざフリック入力する必要がないので、とても便利ですよね!

誤った予測変換をリセットする

予測変換は便利な機能ですが、間違って入力したワードもAIが学習して表示してしまうのがたまにキズ。しかも、そういうものに限ってトップに表示されてしまうのだから困ったものです。
そのため、誤った語句の予測変換が増殖してきたらリセットをして工場出荷状態にするといいでしょう。

[学習した語句をリセットする方法]
1.[設定]から「一般」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「転送またはiPhoneをリセット」をタップ

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画像:筆者撮影

3.「リセット」をタップ

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画像:筆者撮影

4.「キーボードの変換学習をリセット」

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画像:筆者撮影

5.パスコードを入力

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画像:筆者撮影

6.スクリーンタイムパスコードを入力

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画像:筆者撮影

7.「変換学習をリセット」をタップ

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画像:筆者撮影

なお、iPhoneの予測変換は特定の語句をピンポイントで削除できないのが難点。 予測変換の削除を行う際は、一括削除となります。

よく使う語句は「ユーザ辞書」に登録をしよう!

AIが学習するといっても必ずしも万能ではありません。誤った語句を学習することもあれば、決して頻度が高くない語句が先頭に表示されることも多々あります。予測変換を自分が使いやすいように制御したい場合は「ユーザ辞書」を活用するのがおすすめです。録した語句は予測変換に表示され、リセットしても削除されないので、学習させる手間も省けます。

[ユーザ辞書に登録する方法]
1.[設定]から「一般」をタップ

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画像:筆者撮影

2.「キーボード」をタップ

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画像:筆者撮影

3.「ユーザ辞書」をタップ

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画像:筆者撮影

4.右上の「+」をタップ

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画像:筆者撮影

5.「単語」と「よみ」を入力し、「保存」をタップ

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画像:筆者撮影

自分が使いやすくユーザ辞書でカスタマイズしよう!

実は予測変換には「自動修正機能」も搭載していますが、意図する文字へと修正するまでに多くの学習が必要となるため、いつまで経っても修正されないのが現状です。使用しない語句が頻繁に予測変換に現れるようになったら、ユーザ辞書を活用しながらリセットをするといいでしょう。


ライター:ちだい
家電・モノライター&デザイナー。オーディオやバッテリーなどの小型ガジェットを中心にモノ系やカルチャー・サービスなどモノ誌で執筆。趣味は映画鑑賞と競走馬。