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大人が意外と解けない「空白に当てはまる数字は?」→正しく解ける?

  • 2024.5.3
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小学生の算数の知識だけで考えることができる問題に挑戦してみましょう。

算数・数学苦手な方も、「パズル」だと思って解くと楽しめるはずです!

すぐに答えを出すことができるでしょうか。

問題

次の□に当てはまる数を求めなさい。
※四角形の角は、すべて直角である。
※長さや面積の縮尺は、必ずしも正確に描かれていない。
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「面積=縦×横」を利用して、長さを求めていきましょう。

どの手順で計算していけば良いでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「49cm2」です。

以下の手順で、四角形のそれぞれの辺の長さを求めていきます。

(解説のために、下図のようにA、B、C、D、E、F、Gとする)

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まずは、左上の長方形から考えましょう。

この長方形は面積40cm2、横5cmなので
A=40÷5=8cm
となります。

すると、
B=11-A=11-8=3cm
だということが分かります。

そのまま、左下の長方形に着目します。

縦が3cmが分かったので、
C=24÷3=8cm
です。

よって、
D=15-C=15-8=7
となります。

次にEの長さを考えます。
図形全体を長方形と考えると、横の長さは15cmです。(向かい合う辺の長さは等しいので)

つまり、
E=15-5=10cm
ということが分かります。

そのまま右上の長方形で考えると、
F=40÷10=4cm
です。

また、G=11-F=11-4=7cm

以上より、
D=7cm
G=7cm
なので、求める四角形の面積は
D×G=7×7=49cm2
です。

まとめ

「どの四角形に着目しているのか」をしっかり確認しながら解き進めると良いでしょう。

このような問題は、大人の脳トレにも最適です。ぜひ他の問題にも挑戦してみてください!

※当メディアでご紹介する数学関連の記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまで一例としてのご紹介に留まることをご了承ください。


文・編集(監修):SAJIMA

日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」

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